片づけで育まれる「時間管理・やり抜く力」小学生が体験

 Homeportは、2023年5月20日に中学受験専門の学習塾「日能研」に通う3年生から5年生と保護者を対象としたオンラインによる特別講座「小学生なのに自分でやり抜く子どもになれるお片づけ」を開催した。

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片づけで育まれる「時間管理・やり抜く力」小学生が体験
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 Homeportは、2023年5月20日に中学受験専門の学習塾「日能研」に通う3年生から5年生と保護者を対象としたオンラインによる特別講座「小学生なのに自分でやり抜く子どもになれるお片づけ」を開催した。

 全国の教育施設等で子供や保護者向けの片付け講座や講演を実施しているHomeportは、「ママだけが頑張らない」を合言葉に、45日間で家を片付ける片付け習慣化講座「家庭力アッププロジェクト」や子供が片付けを通して生きる力を養える「親子deお片づけ」を主宰。片付けをするうえで「時間管理」と「計画を立てて実行する」ことが大切だという。

 今回対象となる小学生が、学校の勉強や習い事に加え、塾の宿題やテスト勉強を限られた時間でこなすためには、時間管理が必要だ。時間管理ができると目標に向けて計画的に物事を進めることができ、その先の人生においても役に立つ。講座では、保護者向けと子供向けのパートに分け、片付けで育まれる力や、時間管理のプロセスや片付けの具体的な方法を伝えた。

 今回の講座の開催にあたり、Homeportは事前に「親子の片付け習慣について」申込者(保護者)にアンケートを実施した。申込者の約69%が片付けは「毎日」できていないと感じていることがわかった。また、帰宅した際に持ち帰ったバックや鍵など、定位置が決まっている物を定位置に戻すことができていると回答した人は約65%だった。

 子供部屋は、夜寝る前に物が散乱することなく、整った状態になっているかという質問に対して、「整っている」と答えたのは全体の15%にとどまり、85%の家庭では子供部屋が散らかった状態で一日を終えていることがわかる。さらに子供部屋の片付けを誰が行っているか尋ねたところ、もっとも多い約40%が「気付いた人」、続いて約24%が「親子で一緒に」、「おもに子供」(75名)、「おもに保護者」(74名)がほぼ同じ約17%という結果となった。また、約62%の家庭で寝る前の片付けが未完了で、翌朝の支度がスムーズではないこともわかった。子供だけでなく、保護者も一緒に片づけをすることが重要だという。

《千葉 智加》

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