リセマムは駿台より情報提供を受け、大学別合格目標ラインを公開する。合格目標ラインの偏差値は、慶大（医-医）73、順天堂大（医-医・共通テスト利用／後期）など。合格目標ラインは、2023年5月28日に実施された駿台全国模試に基づく。
大学別合格目標ラインは、駿台が予想する合格目標ライン（合格可能性80％をもとにした数値）を一覧表にまとめたもの。国公立と私立に分け、学部系統別に分類している。なお、この数値は、合格確実（A判定）ラインの数値をもとに教科型や国私別の違いを調整した数値で、大学間の相対的な目標ラインの高低を示したもの。絶対的な基準を示したものではない。
私立大学の合格目標ラインの偏差値をみていくと、人文科学系は早大（文-文・共通テスト利用）62、法学系は、早大（政治経済-政治／政治経済-国際政治経済・共通テスト利用）65、教員養成・教育学系は、上智大（総合人間科学-教育・共通テスト利用4教科／3教科）59と早大（教育-教育／教育・A方式／共通テスト利用C方式）59、総合科学系は、早大（人間科学-人間環境科学・共通テスト利用）59が最難関。
医学系は、慶大（医-医）73、歯学系は、東京歯大（歯-歯・共通テスト利用I期）51、薬学系は、慶大（薬-薬科学）59、理系は、慶大（理工-学門A）63と早大（先進理工-物理）63、工学系は、慶大（理工-学門C）63と早大（先進理工-生命医科）63が最難関。
合格目標ラインの基準となる「駿台全国模試」は、高3生・高卒生を対象にした全国屈指のハイレベルな母集団の中で受験する、難関大学対策のための記述・論述模試。2023年は、第1回が5月28日に実施、第2回は9月24日に実施される。大学入学共通テスト利用入試（方式）については、第1回「駿台全国模試」と第1回「駿台atama＋共通テスト模試」をドッキング判定している。次回、第2回「駿台全国模試」は、入試実戦模試「第1回東大・第1回京大＜駿台・Z会共催＞」とドッキング判定する。
「駿台予備学校Webサイト（会員登録無料）」（本記事下の関連リンクより遷移）では、各大学の合格目標ラインの最新情報を確認できる。
