【大学入学共通テスト2024】海外居住者の出願手続について

 大学入試センターは2023年7月7日、2024年度(令和6年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テストにおける海外に居住する者の大学入学共通テスト出願手続について、詳細を公表した。出願期間は9月25日から10月5日、当日消印有効。

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海外に居住する者の大学入学共通テスト出願手続について1
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 大学入試センターは2023年7月7日、2024年度(令和6年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テストにおける海外に居住する者の大学入学共通テスト出願手続について、詳細を公表した。出願期間は9月25日から10月5日、当日消印有効。

 出願書類は、日本国内に居住する親族などを経由して、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の「受験案内」を入手する。志願票などの出願書類は、受験案内に綴じ込まれている。共通テストを利用する全国の各大学の窓口か、全国学校案内資料管理事務センターから郵送料は本人負担で、郵送により入手する。なお、日本国内に居住する親族などがいない場合は、大学入試センターに問い合わせる。

 出願期間は9月25日から10月5日で、当日消印有効。出願書類の提出は、志願票(日本国内に居住する親族などが代筆可)、日付印の押してある「検定料受付証明書」、出願資格を証明する書類を、日本国内に居住する親族などを経由して提出する。ただし、日本国内に居住する親族などがいない場合は、大学入試センターに連絡のうえ速達航空郵便で、直接大学入試センターあてに提出する。

 検定料は、受験教科数によって異なる。3教科以上を受験し、成績通知を希望する場合は1万8,800円、成績通知を希望しない場合は1万8,000円となる。2教科以下を受験する場合は、成績通知を希望する場合は1万2,800円。成績通知を希望しない場合は1万2,000円となる。検定料などの払込みは、受験案内に添付されている「払込書」に志願者本人の氏名などを記入し、「ゆうちょ銀行・郵便局の受付窓口」または「払込書裏面の銀行の受付窓口」で払い込む。詳細は、受験案内25ページを参照する。なお、日本国内に居住する親族などがいないなどの理由により、やむを得ず海外で検定料などを払い込む場合の払込方法については、大学入試センターに問い合わせる。

 志願票は、志願票および受験案内の19~22ページを参照し、記入する。ただし、志願票の「現住所」欄については、受験票などの送付先を海外に希望する場合は、記入欄の形式にかかわらず、英語などで使うアルファベット(ローマン・アルファベット)を用い、現住所を正確に記入した紙を「現住所」欄に貼り付ける。なお、この紙の余白にパソコンのメールアドレスも記入する。また、受験票などの送付先を日本国内に希望する場合は、そのあて先を受験案内の記入例に従い「現住所」 欄に記入するとともに、海外での現住所とパソコンのメールアドレスを別紙に記入し同封する。

 共通テストの試験会場は、受験票などの送付先を海外とした志願者で、特定の試験地区での受験を希望する場合は、受験案内34ページの「試験地区区分表」に記載の試験地区名と希望する理由および共通テストを受験する際に滞在する先の住所(わかる範囲)を別紙に記入し、同封する。 試験地区について特に希望がない場合は、大学入試センターが東京都地区内の試験場に指定する。受験票などの送付先を日本国内とした場合は、志願票に記入された現住所の試験地区内の試験場に、大学入試センターが指定する。

 出願書類の提出先など、海外に居住する者の共通テスト出願手続についての詳細は、Webサイトにて確認できる。

《いろは》

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