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旧7帝大 人気ランキング2024…受験者数・倍率・入学辞退率

 2024年度大学入試の入試結果を振り返り、旧7帝大の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。志願者がもっとも多かったのは「北海道大学」で、受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」と、どちらも前年同様となった。

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旧7帝大人気ランキング2024「志願者数」
  • 旧7帝大人気ランキング2024「志願者数」
  • 旧7帝大人気ランキング2024「受験者数」
  • 旧7帝大人気ランキング2024「実質倍率」
  • 旧7帝大人気ランキング2024「入学辞退率」

 2024年度大学入試の入試結果を振り返り、旧7帝大の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。志願者がもっとも多かったのは「北海道大学」で、受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」と、どちらも前年同様となった。

 河合塾によると、今春の18歳人口は前後5年で最少となり、前年と比較すると3万4,000人減少、率にすると3%減少した。また、近年は入試の競争緩和が進み、既卒生の数が減少、現役生中心の入試となっている。国公立大の志願動向をみると、国公立大入試の中心である前期日程の志願者数は前年比100%、後期日程で同100%、中期日程でも同98%といずれも前年並みとなった。「旧7帝大」を含む難関10大学の志願者については、前年比101%と堅調に志願者を集めた。

 リセマムでは、「旧七帝大」の北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の7大学をピックアップし、受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2024年度入試結果」を参考にした。

 7大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは「北海道大学」9,917人、ついで「東京大学」9,755人、「京都大学」8,723人、「九州大学」8,480人、「大阪大学」8,187人、「東北大学」8,035人、「名古屋大学」5,448人となった。

 受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」8,600人、ついで「京都大学」7,994人、「大阪大学」7,668人、「北海道大学」7,128人、「九州大学」6,479人、「東北大学」5,472人、「名古屋大学」4,686人。

 実質倍率は、「京都大学」2.806倍がもっとも高く、ついで「東京大学」2.773倍、「北海道大学」2.626倍、「九州大学」2.430倍、「大阪大学」2.322倍、「名古屋大学」2.171倍、「東北大学」2.157倍。

 入学辞退率は、「京都大学」1.2%(1.19%)がもっとも低く、「東京大学」1.3%(1.32%)、「大阪大学」2.1%(2.06%)、「名古屋大学」2.4%(2.36%)、「九州大学」5.1%(5.14%)、「東北大学」5.3%(5.32%)、「北海道大学」6.9%(6.85%)の順に低かった。なお、入学辞退率は、募集人数を入学者とみなし、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を算出した。

 各項目での順位は以下のとおり。
◆志願者数
1位 北海道大学
2位 東京大学
3位 京都大学
4位 九州大学
5位 大阪大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆受験者数
1位 東京大学
2位 京都大学
3位 大阪大学
4位 北海道大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆実質倍率
1位 京都大学
2位 東京大学
3位 北海道大学
4位 九州大学
5位 大阪大学
6位 名古屋大学
7位 東北大学

◆入学辞退率(低い順)
1位 京都大学
2位 東京大学
3位 大阪大学
4位 名古屋大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 北海道大学

《田中志実》

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