【大学受験2024】私大医学部入学定員、順天堂大ら21大学が認可…定員増

 文部科学省は2023年10月25日、2024年度(令和6年度)からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧を公表した。認可申請があった24校のうち、順天堂大学や東京医科大学など21校が定員増となる。

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令和6年度からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧
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 文部科学省は2023年10月25日、2024年度(令和6年度)からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧を公表した。認可申請があった24校のうち、順天堂大学や東京医科大学など21校が定員増となる。

 10月時点で、令和6年度からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更認可申請を行ったのは、医学部を設置する私立大学計24校。その内、今回の学則変更予定一覧において定員増が示されたのは、岩手医科大学や順天堂大学、東京医科大学、関西医科大学、近畿大学など21校。おもに「地域の医師確保(地域枠)」や「研究医養成(研究医枠)」のための特例の定員増となる。

 おもな医学部の2024年度入学定員は、岩手医科大学が35人増の130人、獨協医科大学は16人増の126人、順天堂大学は35人増の140人、日本医科大学は15人増の125人、関西医科大学は17人増の127人、近畿大学は17人増の112人など。

 定員増となる21大学のうち、一部の大学については「他学部の収容定員未充足の是正に努めること」といった遵守事項が附帯されている。なお、杏林大学、日本大学、東海大学の3校は、認可申請を行ったものの10月時点では定員増が認めなれなかった。

 一覧は文部科学省のWebサイトに掲載。参考として2024年度からの国立大学医学部の収容定員の増加に係る設置計画一覧も掲載している。

《畑山望》

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