【共通テスト2024】4人が不正行為で失格…カンニングや定規使用など

 2024年度(令和6年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が2024年1月14日に終了した。大学入試センターによると、同日午後8時時点でカンニングや定規の使用、解答やめの指示後に解答を継続する不正行為が発覚。4人は全教科・科目の成績が無効となる。

教育・受験 高校生
大学入試センター
  • 大学入試センター

 2024年度(令和6年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が2024年1月14日に終了した。大学入試センターによると、同日午後8時時点でカンニングや定規の使用、解答やめの指示後に解答を継続する不正行為が発覚。4人は全教科・科目の成績が無効となる。

 不正行為は、共通テスト1日目の1月13日が東京都で1人、山口県で1人、2日目の1月14日は岐阜県で1人、広島県で1人。東京都では「解答やめ」の指示後に解答を継続、岐阜県では定規の使用、山口県と広島県ではカンニングペーパーを使用したという。

 不正行為をした場合は、その場で受験の中止と退室を指示され、それ以後の受験はできなくなる。また、受験した共通テストのすべての教科・科目の成績が無効となる。

 大学入試センターでは、「携帯電話などの取扱い」と「机の上に置けるもの」を受験票に明記するなど、不正行為の抑止に努めている。

 2024年度共通テストは、全国668会場で実施され、前年度比2万667人減の49万1,914人が志願した。

《川端珠紀》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top