【高校受験2024】神奈川県公立入試<国語>講評…全体的に難化

 令和6年度(2024年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても、同様に掲載する。(公式動画あり)

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【高校受験2024】神奈川県公立入試<国語>講評
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 2024年2月14日(水)、令和6年度(2024年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。

 リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、令和6年度(2024年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜「国語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

<国語>講評
(湘南ゼミナール 提供)

 昨年と比較して全体的に難化した。大問構成・配点に変化はなかったが、問5の資料読み取りにおいて複数の文章を読み取る問題が出題された。

 問1(ア)のa「固唾」の読み、(ウ)の短歌の鑑賞文は、やや難易度が高かった。

 問2の小説は、嫁入りを迎えた娘の視点から父との交流を描いた作品。方言での会話が読みにくさを感じさせるが、心情の読み取りは難しくない。難易度は昨年と同程度。

 問3の論説は、ファッションにおけるコミュニケーションについての文章であった。具体例も少なく、言語とファッションの関係を理解しながら論旨を追うのが難しいので、難易度は高い。

 問4の古文は注釈や補助訳を頼りに読み進めるのが難しく、昨年度と比べて難易度はやや高い。敬語表現や会話の内容から主語を読み取り、書かれている通りに古文を読み進める力が必要。

 問5は空欄補充と条件語を用いる記述という構成は昨年と同様であった。ただ、空欄が二つに増えたことや、二つの文章から読み取るように変化したため、新しい形式に戸惑う可能性がある。条件語である「偶有性」という語は日常的になじみが薄いため、難しく感じた受験生もいるだろうが、問題の難易度自体は昨年と同程度。

 今後の対策としては、言語・自然科学・哲学などの抽象度の高いテーマの論説文や、敬語表現の多い古文などの読解を中心に、文章理解を深めるような対策をするとよいだろう。

【令和6年度 神奈川県公立高校入試】国語 講評
【令和6年度 神奈川県公立高校入試】国語 「この一問!」解説

 このレポートは令和6年2月14日(水)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール(執筆:教材開発部 国語科 責任者 中河内孝氏)

《編集部》

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