「家政・生活・栄養系」1位は…2023学部系統別実就職率ランキング

 大学通信は2024年2月1日「2023年学部系統別実就職率ランキング(家政・生活・栄養系)」を公開した。3位は椙山女学園大・生活科学部、4位は東京家政学院大・人間栄養学部、5位は和洋女子大・家政学部がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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2023年学部系統別実就職率ランキング【家政・生活・栄養系】
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 大学通信は2024年2月1日「2023年学部系統別実就職率ランキング(家政・生活・栄養系)」を公開した。3位は椙山女学園大・生活科学部、4位は東京家政学院大・人間栄養学部、5位は和洋女子大・家政学部がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 ランキングは、医科・歯科の単科大などを除く全国749大学を対象に今春の就職状況を調査。565大学から得た回答(2023年10月10日現在)をもとに、系統別に学部実就職率上位校をまとめた。実就職率(%)は、「就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」で算出。文部科学省が推奨する「就職率=就職希望者数に占める就職者の割合」と区別するため「実就職率」という表記を用いる。なお、算出方法が異なるため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。

 ランキングには、卒業生数が80人未満の小規模学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは未掲載。東京大などデータを未公表、または未集計の大学・学部も掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載している。

 3位は実就職率98.4%の椙山女学園大・生活科学部。同学部は2学科制。「管理栄養学科」は、管理栄養士国家試験に対応したカリキュラムを編成し、深い知識をもった質の高い管理栄養士を育成する。「生活環境デザイン学科」は、豊富に用意された実験・実習を通して、ものづくりに関する総合的な力を養う。衣類やファブリックを扱う「アパレルメディア」、インテリアや家具について探究する「インテリア・プロダクト」、住まいや建築を学ぶ「建築・住居」の3分野から選択し、深い専門性と実践力を身に付ける。

 以降、4位 東京家政学院大・人間栄養学部(実就職率97.7%)、5位 和洋女子大・家政学部(同97.5%)、6位 東海学園大・健康栄養(同97.4%)、7位 大阪樟蔭女子大・健康栄養(同97.3%)、8位 京都華頂大・現代家政(同96.9%)、9位 仁愛大・人間生活(同96.7%)、10位 聖徳大・人間栄養(同96.6%)。2023年は、トップ30まで、すべて私立大学が独占した。

 ランキング一覧には、各大学の卒業生数、就職者数、実就職率のほか、大学院進学者数も掲載。大学院進学率は、12位の武庫川女子大・生活環境学部がもっとも高く、卒業生数604人に対し、大学院進学者数38人で6.29%。ついで、19位の京都女子大・家政学部で、卒業生数240人に対し、大学院進学者数13人で5.42%となった。

 大学通信のWebサイトでは、法学系実就職率ランキング1位・2位の学校が確認できるほか、上位校についてもランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。

2023年実就職率ランキング「家政・生活・栄養系」1位は?

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《川端珠紀》

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