不登校・発達障害などに悩む保護者向け「ほめビリティ・ペアレンティング」

 すららネットは2024年5月13日から、子育て支援の新サービス「ほめビリティ・ペアレンティング」を開始する。効果的な褒め方のスキルやテクニックを学ぶプログラムと、学びの実践を仲間とシェア、フィードバックを受けられるコミュニティ活動を提供する。初回定員は150名で申込締切は5月1日。参加費は2万328円(税込)。

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ほめビリティ・ペアレンティング
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 すららネットは2024年5月13日から、子育て支援の新サービス「ほめビリティ・ペアレンティング」を開始する。効果的な褒め方のスキルやテクニックを学ぶプログラムと、学びの実践を仲間とシェア、フィードバックを受けられるコミュニティ活動を提供する。初回定員は150名で申込締切は5月1日。参加費は2万328円(税込)。

 保護者の子育て支援として子供との関わり方を学ぶ「ほめビリティ講座」は、1960年代にアメリカの児童心理学者によって体系化されたペアレント・トレーニングを応用し、行動療法に基づく子供の行動修正に焦点を置いた子供への褒め方や指示などの具体的な養育スキルを学ぶ保護者向けプログラム。アンガーマネジメント、アサーティブコミュニケーションなどの子育てに必要なテクニックやスキルを取り入れながら、子供を褒める力=ほめビリティを身に付けていくという。

 「ほめビリティ講座」のトライアル期間では、臨床心理士によるオンライン講座の動画配信スタイルを試みたところ、講座の満足度が高い一方で、孤独・疑問など、その後の継続率についての課題があった。そこで、新サービス「ほめビリティ・ペアレンティング」は、子供の年齢・状況、子育てスタイルに基づいて共感しやすいグループ分けをしたオンラインコミュニティを用意した。

 習得した知識やテクニックを実践したら、コミュニティでシェアする。シェアされた内容に対してメンターからのフィードバック、ほかの実践者からの応援リプライが来ることで、励ましやアドバイスを受けながら実践し続けられる環境を提供する。また、オンライン講座のレクチャー内容を隙間時間にスマホで見られるよう5分前後の内容でまとめるなど、多忙な中でも取り組みやすく改良した。さらに演習問題、確認テストをWebドリルで行えるようにすることで、知識を定着させてから実践に取り組めるようにしているという。

 「ほめビリティ・ペアレンティング」のおもな対象は、学習習慣が身に付かない子供をはじめ、不登校、発達障害の子供の子育てに悩む保護者など。初回実施期間は5月13日から7月5日。定員は150名で15~20人のグループに分ける。コースは、子供の年齢が3~10歳くらいの「思春期前コース」と、子供の年齢が10~18歳くらいの「思春期コース」の2つ。スマートフォンなどから参加する。1期あたりの参加費は、初めて参加する人が2万328円(税込)、過去に参加した人が1万7,028円(税込)。申込みはWebサイトより受け付ける。申込締切は5月1日。

◆ほめビリティ・ペアレンティング
初回実施期間:2024年5月13日(月)~7月5日(金)
対象:学習習慣が身に付かない子供をはじめ、不登校、発達障害の子供の子育てに悩む保護者など
定員:150名(15~20人のグループに分ける)
コース:
思春期前コース(子供の年齢が3~10歳ぐらい)
思春期コース(子供の年齢が10~18歳くらい)
参加費:1期分
初めて参加する人 2万328円(税込)
過去に参加した人 1万7,028円(税込)
申込方法:Webサイトより申し込む
申込締切:2024年5月1日(水)

《中川和佳》

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