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【大学受験2027】日本女子大「経済学部・仮称」開設予定

 日本女子大学は2024年8月1日、2027年4月に「経済学部(仮称)」の開設を予定(構想中)していることを発表した。2023年4月開設の国際文化学部、2024年4月開設の建築デザイン学部、2025年4月開設予定の食科学部に続く、新たな学部の開設となる。

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学部開設などの変遷
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 日本女子大学は2024年8月1日、2027年4月に「経済学部(仮称)」の開設を予定(構想中)していることを発表した。2023年4月開設の国際文化学部、2024年4月開設の建築デザイン学部、2025年4月開設予定の食科学部に続く、新たな学部の開設となる。

 この構想は、2021年の創立120周年を機にスタートした大学改革の一環。新学部では経済学の専門知識を生かしながら、論理的思考力・分析力、組織のマネジメント力、アントレプレナーシップを持って挑戦し、持続可能な社会の構築とウェルビーイングの実現に、創造性をもって主体的にかかわることができる人材の養成を目指すという。

 「経済学部(仮称)」のカリキュラムでは、経済学および経営学について理論から応用、実践まで幅広く体系的に学ぶことができ、どんな時代や環境においても、自らのキャリアをしなやかに前向きに切り拓くことができるアントレプレナーシップと、現代社会を生き抜くために必須であるデータ分析力、女性が多様なライフキャリアをデザインする能力を身に付けることができる。また、1学年99名というコンパクトな体制を生かした少人数の演習授業、学外での実践的な学びの機会などを提供する。

 同大学長・篠原聡子氏は「いま、社会の有り様は急激に変化し、あらゆる人にとって、長い人生の自らのキャリアを創造的に切り拓く力が重要となっています。本学は、120年以上にわたり女性が生涯を通して社会で活躍できる素地を育む学び舎として、自立した女性を育成し、多くの起業家も輩出してきました。この度構想する『経済学部(仮称)』では、経済的・社会的課題について、経済学を基盤としながら経営学や家政学、政治学などの知見を用いて研究し、女性が社会に貢献しつつ、自らライフキャリアをデザインする力を養うことを目指してまいります。これらの新学部構想を実現することで、家政・文・人間社会・理・国際文化・建築デザイン・食科・経済学部(仮称)の8学部16学科体制となり、女子総合大学として文理融合の教育環境をより発展させます。」とメッセージを寄せている。

 なお、「経済学部(仮称)」の開設については構想段階のものであり、今後文部科学省への相談結果により名称も含め変更することもある。「経済学部(仮称)」の情報については、詳細が決まり次第リリースおよび大学Webサイトなどで発信するとしている。

《中川和佳》

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