日本科学未来館は2024年11月17日、イグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN」を開催する。イグ・ノーベル賞やノーベル賞受賞者を招き研究の魅力などを講演するほか、恒例「紙飛行機とばし」を実施する。小学校高学年以上推奨。定員150人。先着順。申込期限は11月13日午後5時。
「イグ・ノーベル賞」は、人々を笑わせ、考えさせてくれるような研究をした約10のグループや個人に毎年贈られる賞。日本人研究者は18年連続で選ばれており、34回目を迎える今回は、「多くの哺乳類にお尻から呼吸する能力があることを発見した研究」で大阪大学・東京医科歯科大学教授の武部貴則氏が選ばれた。
イベントでは、武部貴則氏や、2023年に「電気を流した箸やストローで食品の味を変える実験」で受賞した明治大学教授の宮下芳明氏、2022年「円柱形つまみの回転操作における指の使用状況について」で受賞した千葉工業大学教授の松崎元氏、2015年「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」でノーベル物理学賞を受賞した東京大学教授の梶田隆章氏を招き、受賞した研究内容や現在の研究について講演するほか、研究を始めたきっかけや研究の魅力、科学に対する情熱や研究の面白さなども伝える。
オープニングでは、イグ・ノーベル賞イベントで恒例の「紙飛行機とばし」を登壇者と参加者が一緒に行う。そのほか、アメリカで開催された「Ig Nobel Face-to-Face」イベントの公式グッズや、受賞者のサイン入りグッズなどが当たる抽選会も実施する。
対象は、小学校高学年以上推奨。参加費は入館料も含めて無料だが、常設展や特別展、ドームシアターの鑑賞は別料金がかかる。定員150人で先着順。申込期限は11月13日午後5時。Webサイトより申し込む。
◆イグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN」
日時:2024年11月17日(日)13:00~15:00
場所:日本科学未来館 7階 未来館ホール
対象:小学校高学年以上推奨
定員:150人
参加費:(入館料も含め)無料
※常設展や特別展、ドームシアターの鑑賞は別料金がかかる
申込期限:2024年 11月13日(水)17:00
※先着順
申込方法:Webサイトより申し込む