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東京都「観光経営人材育成」新規連携校に3大学が決定

 東京都は2024年10月16日、「大学等と連携した観光経営人材育成事業」について2024年度の新規連携校を発表した。学校法人大乗淑徳学園(淑徳大学)、学校法人武蔵野美術大学、学校法人城西大学(城西国際大学)の3校が新たに連携する大学に加わり、観光人材育成のための教育プログラム開発などに取り組む。

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  • 2024年度新規連携校(事業計画・概要)

 東京都は2024年10月16日、「大学等と連携した観光経営人材育成事業」について2024年度の新規連携校を発表した。学校法人大乗淑徳学園(淑徳大学)、学校法人武蔵野美術大学、学校法人城西大学(城西国際大学)の3校が新たに連携する大学に加わり、観光人材育成のための教育プログラム開発などに取り組む。

 観光経営人材育成事業は、観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的とした取組み。東京都では、大学等が実施する、観光産業における経営やマネジメントを担う人材の育成に向けた教育プログラムの開発と実施運営、事業の効果検証を支援している。

 2024年度の新規連携校に決定したのは、学校法人大乗淑徳学園(淑徳大学)、学校法人武蔵野美術大学、学校法人城西大学(城西国際大学)の3校。事業期間は、2024年度から2026年度までの最大3年間。東京都の負担額は、1大学あたり年間1,000万円を限度とする。

 各大学の事業計画・概要によると、淑徳大学は持続可能な観光(サステナブルツーリズム)の実現を目的としたプログラム「地域が誇る自然資源を活かした観光経営人材養成講座」を開講予定。武蔵野美術大学は、新たな文化資源を見出す力とその価値を探求・創造する創造的思考力を身に付け、観光分野における「デザイン経営」人材を育成するプログラム「VCP for Tourism Design Management」を計画している。

 城西国際大学は、都市観光の大きな魅力の1つであるナイトタイム観光を事例として、実践的な観光経営の学びを通し、観光経営人材として活躍するための視座を高めるプログラム「ナイトタイム観光サーティフィケイトプログラム開発に向けた講座」を設けるとしている。

 なお、2022年度からの継続連携校として、立教大学、武蔵野大学、玉川大学も事業に取り組んでいる。事業の詳細は、東京都産業労働局Webサイトから確認できる。

《奥山直美》

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