2025年8月9日、同志社女子大学は京都府精華町のSEIKAクリエイターズインキュベーションセンターで、小学生を対象にした「同女キッズカレッジ」を開催する。イベントは、健康や体について楽しく学ぶことを目的としており、ゲームや実験を通じて体の仕組みや薬の働きを学ぶプログラムが用意されている。
同イベントは、同志社女子大学の教員がさまざまな学問の魅力を伝えるプログラムとして2024年度より開講された「同女キッズカレッジ」の一環である。今回は、京都府精華町とけいはんな科学コミュニケーション推進ネットワーク(K-Scan)との共催で行われる。
プログラムの内容は、風邪やケガなどの症状を取り上げ、体の中で起こる変化や回復の仕方を学ぶものである。講師は、薬学部医療薬学科の西村亜佐子特任助教が務める。参加者は、クイズを交えたミニレクチャーやスタンプラリーを通じて、健康の重要性を体感することができる。
スタンプラリーでは、目の錯覚体験やヘモグロビン値の測定、細胞の役割を体感するゲーム、薬の溶け方を観察する実験ブースが設けられている。参加者は、薬学部生と一緒に「わたしのからだカード」を作成し、体の仕組みを学ぶ。
「科学のまちの子どもたち」プロジェクトの一環として開催される同イベントは、未来を担う子供たちに世界最先端の科学と文化が集積する学研都市にふさわしい学びの機会を提供することを目指している。
イベントは無料で、事前申込みが必要である。定員は20組で、定員を超えた場合は抽選となる。申込締切は2025年7月28日で、抽選結果は7月31日までにメールで通知される。
◆同女キッズカレッジ2025×科学のまちの子どもたち
「げんきなとき、びょうきのとき、ケガのとき、からだの中はどうなってるの?」
日時:2025年8月9日(土)10:30~12:00
会場:SEIKAクリエイターズインキュベーションセンター(京都府相楽郡精華町精華台7丁目5番地1 駐車場有)
対象:小学校1年生~6年生の児童(小学1~4年生は保護者同伴)
募集人数:20組
締切:2025年7月28日(月)
※抽選結果は7月31日(木)までに全員にメールで連絡
参加費:無料
持ち物:筆記用具、ふた付きの飲み物
申込方法:Webサイトより申し込む

