漁業ブは2026年8月3日~4日、高校生・大学生を対象とした体験型学習ツアー「さかなたび 夏の三陸ツアー(岩手)2026」を岩手県釜石市・大船渡市で開催する。参加者の募集をすでに開始しており、申込締切は2026年6月30日。同ツアーは日本財団の助成プロジェクトとして実施される。
「さかなたび」は、海と生きる地域の現場に飛び込み、漁業体験や地域交流を通じてアウトプット・アクションを考える若者を育成するツアープログラムだ。単なる体験型イベントにとどまらず、学びと行動をつなぐアウトプットワーク(体験・提言発信活動)を通じて、未来志向のリーダーシップ育成を目指している。
1日目(8月3日)のプログラムは、首都圏参加者はJR東北新幹線 はやぶさ101号で東京を午前7時16分に出発し、新花巻駅に午前9時50分に到着。午前9時55分に新花巻駅改札に集合後、バスで移動する。
午前11時50分ごろには、大船渡市の小石浜で「恋し浜ホタテ」のブランド化に取り組む漁師・佐々木淳氏(岩手県漁業士会会長)とイザベル氏夫妻の案内のもと、耳吊り式ホタテ養殖に触れる湾内漁船クルーズに乗船する。陸ではランチとホタテBBQ試食も行う。
午後2時半ごろには釜石唐丹湾を訪問し、ムール貝養殖組合の佐々木組合長らとともに養殖場を見学する。高水温によるホタテの大量死を契機に2022年に設立された同組合が取り組むムール貝養殖は、海洋温暖化への適応策として注目される新たな挑戦だ。
午後4時ごろには釜石・大槌方面の大学・アカデミック関係機関を訪問し、三陸の海と生態系について学ぶ(詳細調整中)。
夕食(午後7時ごろ)は、釜石を代表するカゴ漁の漁師・佐々木洋裕氏が水揚げした地産の魚を、和の膳 みや川の宮川徹氏が調理して提供する。ドンコやアイナメなど三陸の海の幸を味わいながら漁師との交流を深める。
2日目(8月4日)のプログラムは、午前7時半ごろ、釜石尾崎白浜漁港でムラサキウニ剥き体験を行う。早朝に漁師が水揚げしたウニをチームで役割分担しながら剥き、出荷までの工程を学ぶ。その後、自分たちで剥いた旬のウニを使ったウニご飯の朝食をとる。
午前10時半には、岩手県釜石市のヤマキイチ商店が商標登録する「泳ぐホタテ」の生簀や出荷作業を見学する。水揚げ直後の活きたホタテを新鮮なまま全国へ直送するこの取組みについて、君ヶ洞社長から話を聞く。午前11時半ごろには隣接レストラン「与助」でホタテ尽くしのランチを楽しむ。
午後0時半ごろには、2日間の体験を振り返り、三陸の水産業の課題と未来へのアクションをグループでまとめるセッションを実施する。体験を自分の言葉で深め、社会への発信力を養う締めくくりとなる。
午後3時半ごろに現地を出発し、バスで新花巻駅へ移動。JR東北新幹線 はやぶさ110号(新花巻午後5時18分発)で東京に午後7時56分に到着する予定だ。
同ツアーでは、現地体験を単なる思い出に終わらせず、体験からの学びを言葉にするワーク、未来への提言を考えるアウトプット発表、事後のアクション・プロジェクト実施など、参加者自身が「社会に発信する力」を身に付ける機会を設計している。
対象は高校生から大学・大学院生(首都圏および三陸地域を想定)で、募集人数は最大20名。応募多数の場合は応募動機の内容をもとに主催者が選定する。最終人数は受け入れなど諸条件により変動することがある。
参加費は宿泊あり参加者が1万5,000円(税込)で、宿泊費・食費(朝1回、昼2回、夜1回)・プログラム体験費を含む。宿泊なし参加者(地元在住・通い参加)は8,000円(税込)。新幹線で来る参加者には最大1万円の交通費補助がある。
申込みは専用フォームから必要事項を記入のうえ行う。申込締切は2026年6月30日だが、締切前でも応募が定員を超えた場合は申込みを締め切る。天候や生産者の都合によりプログラム内容が変更となる場合がある。
◆さかなたび 夏の三陸ツアー(岩手)2026
日程:2026年8月3日(月)~8月4日(火)
場所:岩手県(釜石市、大船渡市)
対象:高校生~大学・大学院生(首都圏および三陸地域を想定)
人数:最大20名以内
※応募多数の場合、応募動機の内容をもとに主催者が選定する
※最終人数は、受け入れなど諸条件により変動することがある
参加費:
宿泊あり参加者15,000円(税込)宿泊費、食費(朝1、昼2、夜1)、プログラム体験費を含む
宿泊なし参加者(地元在住・通い参加)8,000円(税込)
※新幹線を利用する人は最大10,000円の交通費補助あり
申込締切:2026年6月30日(火)
※締め切り前でも応募が定員を超えた場合、申込みを締め切る
申込方法:Webサイトより申し込む

