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【大学受験】総合型選抜の出願時評定、最多は「3.5~4.0未満」32.5%

 ユナイトプロジェクトが運営する学習塾検索サイト「塾シル」は2026年8月、総合型選抜(旧AO入試)経験者416人を対象に出願時の評定に関するアンケート調査を実施した。出願時の評定がもっとも多かったのは「3.5~4.0未満」の32.5%で、後輩へのアドバイスとして「早めに情報収集・対策を始める」をあげた人が50.2%にのぼった。

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総合型選抜の評定アンケート
  • 総合型選抜の評定アンケート
  • 出願時の評定分布
  • 後輩へのアドバイス

 ユナイトプロジェクトが運営する学習塾検索サイト「塾シル」は2026年8月、総合型選抜(旧AO入試)経験者416人を対象に出願時の評定に関するアンケート調査を実施した。出願時の評定がもっとも多かったのは「3.5~4.0未満」の32.5%で、後輩へのアドバイスとして「早めに情報収集・対策を始める」をあげた人が50.2%にのぼった。

 総合型選抜経験者416人のうち、「覚えていない・答えたくない」と回答した105人を除く311人の評定分布は次のとおり。

 もっとも多かったのは「3.5~4.0未満」の101人(32.5%)。ついで「4.0~4.5未満」が93人(29.9%)、「3.0~3.5未満」が54人(17.4%)、「4.5以上」が47人(15.1%)、「3.0未満」が16人(5.1%)と続いた。

 評定3.5以上で出願した人は241人(77.5%)を占める一方、3.5未満で出願した人も70人(22.5%)いた。また、評定4.0以上で出願した人は140人(45.0%)と、半数近くにのぼった。

 評定3.5未満で出願した人が一定数いる一方、4.0以上で出願した人も半数近くを占めており、経験者の評定は幅広く分布していた。

 ただし、この結果はあくまで調査に回答した経験者がどの評定で出願したかを示す分布であり、「総合型選抜では評定3.5以上が必要」「評定3.5未満でもすべての大学に出願できる」「評定によって合格しやすさが変わる」といったことを示す数値ではない点に注意が必要だ。

 総合型選抜経験者416人に、後輩へ伝えたいアドバイスを3つまで尋ねた。結果は、「早めに情報収集・対策を始める」50.2%、「アピールできる活動実績を早めに作る」38.7%、「評定平均を意識して日々の勉強にも取り組む」28.8%。

 もっとも多かったのは「早めに情報収集・対策を始める」の50.2%。「アピールできる活動実績を早めに作る」が38.7%、「評定平均を意識して日々の勉強にも取り組む」が28.8%で続いた。

 志望校の出願条件によっては一定以上の評定が必要となる場合がある。評定は高校での成績の積み重ねを反映するため、出願条件を早めに確認し、普段の学習から意識して取り組むことが重要とされている。

 総合型選抜では、評定が出願条件になる場合と、調査書の一部として選考資料になる場合がある。募集要項に評定の数値条件がなくても、調査書を提出する方式では高校での成績が大学に提出される。今回の調査には評定3.5未満で出願した人もいたが、評定3.5未満ですべての大学に出願できることを示す結果ではない。

 また、総合型選抜は評定だけで合否を決める入試ではない。大学が定めた方式によって、志望理由書、活動報告書、面接、小論文、教科・科目テストなども選考に使われる。

 評定について確認する際は、志望する年度の募集要項で次の4つの項目を確認することが重要とされている。(1)全体の学習成績の状況に数値条件があるか(2)特定教科の評定条件があるか(3)調査書が選考資料として使われるか(4)評定以外にどのような書類や試験が課されるか。大学ごとの出願条件や評価方法については、各大学が公表する最新の募集要項を確認する必要がある。

 今回の調査は、インタースペースのグループ会社であるユナイトプロジェクトが運営する学習塾検索サイト「塾シル」が実施した。調査対象は総合型選抜経験者で、2026年8月にインターネット調査を行い、有効回答数は416人。なお、塾・予備校利用者206人と非利用者210人を比較するため両者をほぼ同数集めており、本調査の回答者構成は総合型選抜経験者全体の塾・予備校利用率を示すものではない。また、受験した大学・学部の難易度、出願条件、選考方法は回答者によって異なる。

《風巻塔子》

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