北海道内の私立高校を志望する受験生や保護者にとって、難関高校の最新の大学進学実績はきわめて関心の高いテーマである。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、北海道の私立高校では立命館慶祥が現役進学者数合計34人で最多となった。これに北嶺の24人、札幌第一の22人、札幌日大の20人が続いた。
大学通信は全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを実施し、難関10国立大学(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京科学大、一橋大、神戸大)における2026年の現役進学者数を集計した(2026年7月31日現在判明分)。同調査で注意すべきポイントは、集計値が単なる「合格者数」ではなく、2026年春に高校を卒業した生徒が実際にどの大学へ進学したかを示す「2026年現役進学者数」である点だ。複数合格した生徒もいる中で、生徒が最終的にどの大学を選択して進学したかという実態を表している。
道内の私立高校における難関10国立大への現役進学者数・率は立命館慶祥が合計34人・11.0%(うち東北大11人、北海道大9人、京都大3人、神戸大3人)、北嶺が合計24人・19.2%(うち北海道大12人、東京大7人、東北大3人)、札幌第一が合計22人・6.3%(うち北海道大20人)、札幌日大が合計20人・6.0%(うち北海道大12人、東北大5人)となった。さらにクラーク記念国際が9人、札幌光星が8人、北海が5人、函館ラ_サールが4人、旭川実と遺愛女子、藤女子が各2人などと続いた。
東京大への現役進学者数を高校別にみると、もっとも多かったのは札幌南の16人であった。ついで私立の北嶺が7人、札幌北が5人、札幌開成中等が3人となり、旭川東と私立の立命館慶祥が各2人で続いた。私立高校の中では北嶺の7人が最多で、道内全体でも2位の人数となった。上位5校(同率含む)のうち2校を私立高校が占める結果となった。
同調査における各大学の数字は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、系列校の内部進学など、全入試枠合計の現役進学者数である。「進学率」は全日制の卒業生数に占める割合を算出している。アンケート回答があった高校の進学者数をもとに集計しているため、掲載人数より実際の進学者が多い場合や一部未集計・未回答の場合があり、空欄は0人とは限らない。なお、学校名の◎印は私立を表している。
道内の私立高校においては、東京大をはじめとする難関国立大へ現役進学者を送り出している実態がうかがえる。公立高校とともに、志望校を選択するうえで、実際に進学した生徒数を示すデータは重要な指標のひとつといえる。
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