中学受験は、一時期の超加熱時期からは少し落ち着きを取り戻しているとはいえ、上位校の人気に衰えはなく、公立中高一貫校の増加、人気大学との提携の発表など、受験生と保護者にとって魅力的な選択肢は増加えている。中学受験で優秀な合格実績を誇り、人気の高い進学塾に、2016年の中学入試について聞いた。
今後少子化の影響で受験生が減ったとしても、少子化の影響は主に中堅以下の学校に現れる。上位校を目指す層は常に一定数いるため、受験者数によっての変動はない。
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テーマは「中学受験は家族の受験」。数値だけではわからない私立の魅力や、学校選びのポイントとは。入試では「毎日が第一志望」という気持ちが大切。
合不合判定テストの受験者数からすると、昨年とほぼ変わらず微増。少子化と言われているが、首都圏では事情が異なり、東京都だけ出生率が少し上昇傾向にある。
首都圏模試センターは12月7日、小学6年生向け中学生レポート「いよいよ迫った2016年入試。親子でここに注意しよう」をWebサイトに掲載した。入試本番まで約1か月となったこの時期に、親子で気をつけたいことやベストな受験に向けた併願作戦などを紹介している。
千葉県教育庁は12月5日に実施した、平成28(2016)年度 千葉県県立中学校入学者決定における一次検査の受検状況と、今後の日程を発表した。受検倍率は、千葉中で9.8倍、東葛飾中で14.3倍だった。
いよいよ大詰めを迎えた2016年の中学入試。日能研に「中学受験は家族の受験である」というテーマで、公立にない魅力を備える私立中学の特徴から、私学を選ぶ際のポイントまでを聞いた。
SAPIX(サピックス)小学部は2月・3月に、首都圏と関西圏で2016年度「中学入試分析会」を開催する。新小学1年生から現小学6年生の保護者を対象に、2016年度入試の概況や出題傾向の分析などを解説する。参加は無料だが、Webからの事前申込みが必要。
札幌市教育委員会は12月4日、平成28(2016)年度の市立札幌開成中等教育学校入学者選考の出願状況を発表した。160人の募集人員に対し、946人が出願し、倍率は5.9倍となっている。
ウェザーニューズは12月1日、今冬の降雪傾向を発表した。降雪のピークは年末年始と2月後半から3月初めと予想。高校の入試時期は2月から3月下旬、国公立大学の2次試験が2月下旬から実施されるなど、受験シーズンまっただ中のため交通機関の影響などが心配される。
日能研は12月1日、2016年中学入試に向けた「予想R4一覧」の首都圏11月16日版、関西11月30日版、東海11月版を公開した。男女ごとに、合格可能性80%ラインを一覧表にして掲載している。
首都圏模試センターは、11月23日に実施した「小6公立中高一貫模試」の度数分布表、解答と解説、平均点・偏差値換算表を公表した。小石川や白鴎などの志願者が受検したD型(D+A+B)の平均点は178点だった。
日能研は、小学6年生対象の公開模試「合格力完成テスト・ファイナル256」の申込受付を開始した。実施日は2015年12月19日・30日、2016年1月7日の全3回。テスト後は個人別の処方箋「合格力ファイナルシート」が提供され、志望校の出題に対応する力を鍛えることができる。
年々様変わりする中学受験。人気中学の受験日変更や、二次試験廃止などを受け、新たな受験計画と対策が必要だ。平成28(2016)年の中学受験における傾向と最新情報を、サピックス小学部などを運営する日本入試センターの教育事業本部本部長の広野雅明氏に聞いた。
中学受験の専門学習塾を運営する希学園は、12月3日、小学生の保護者を対象とした「名門校コラボ座談会」の2015年度第4弾を大阪・梅田の阪急グランドビルにて開催する。参加校は、大阪星光学院中学校と六甲中学校。参加は無料、事前予約が必要。
四谷大塚は、11月15日に実施した第5回合不合判定テストで受験生へ配布した資料の抜粋として「入試直前の注意点/12月・1月の学習課題」および「2016年2月入試簡易スケジュール」をホームページに掲載した。
大阪私立中学校高等学校連合会は、平成28年度中学校高等学校生徒募集状況について情報を公開した。中学校は男子、女子、共学校併せて63校、高校は男子、女子、共学校併せて95校を網羅し、募集人員や願書受付、試験科目などを一覧にしてWebサイトに掲載している。
シンドバッド・インターナショナルが運営するeラーニングサービス「スタディ・タウン小学生」では、映像授業「平成28年入試用中学入試によく出る時事問題」の社会と理科の受講を11月から順次開始した。
多くの中学受験生の憧れであり、東大合格者数日本一でも知られる開成中学校・高等学校は、2021年の創立150周年に向け11月、特設サイト「開成の未来を創る」をオープンした。
灘中学校は、平成28年1月に行われる中学入試において、受験生関係者以外の入試当日の来校自粛を求める通知をホームページ上に掲載した。関係者以外の来校により、受験生の安全確保が困難になるための措置だという。