楽天 教育事業部の担当者に、塾業界で進むオンライン化について寄稿いただいた。
日能研は2020年4月30日、首都圏と札幌の教室にて5月8日よりオンライン会議システムZoomを利用した対面授業を開始すると発表した。なお午後5時現在、東海、関西・中国、九州・四国・沖縄の教室については確認できていない。
「かしこい塾の使い方」主任相談員で中学受験指導のカリスマ講師である小川大介先生に休校期間中の悩みの解決のためのヒントを聞いた。
DMM.comで展開中の「DMM英会話」は、2020年3月4日より約2か月間に渡り実施してきた、全国の学校法人を対象としたオンライン英会話サービスの無償提供を5月末まで期間延長する。
早稲田アカデミーは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、オンライン授業を実施中。ゴールデンウイーク以降も継続する。休業中のSAPIX小学部は5月7日以降も引き続き休業、TOMASは希望者に個別授業を実施するなど、塾のゴールデンウイーク中の対応をまとめた。
GLOBAL VISIONは2020年4月14日から、新型コロナウイルス対策として、英語学習プログラム「STEAM English Academy」においてオンライン英語学習・ライブ通信英語授業を開始した。ビデオ会議システムZoomを活用した「ライブ授業」を期間限定で実施している。
オンライン学習塾「アオイゼミ」が中高生を対象に行った、休校期間の学習実態についての調査によると、約7割の生徒が「オンライン授業」に取り組み、8割以上が「今後もオンライン授業を継続したい」と回答したことが明らかになった。
オンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは、AIで予測した司法試験予備試験の模擬試験「未来問」を2020年5月17日に実施する。延期になった実際の試験と同じ時間に合わせて、オンラインで自宅受験できる。受験料は無料。
スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru(コミル)」が、全国の学習塾を対象に、新型コロナウイルスによる影響を調査。7割以上がオンライン授業を導入・検討し、「対面授業」に近いと評価する一方で、導入にハードルが高いことも明らかになった。
東進ハイスクールを運営するナガセと、四谷大塚を運営する四谷大塚は、緊急事態宣言による学校の休校で学習の悩みを抱える生徒たちを応援するため、小中学生対象の「全国統一オンライン講座」を無償提供する。第1期の申込受付は4月22日より。4月28日より自宅で受講できる。
神奈川県内に学習塾を展開するSTEPは、2020年4月の授業料を学年により約60%~80%の値下げの特別措置を実施する。現在オンライン授業に移行し、通常の対面授業と同じ授業料は適切ではないと判断。学年により異なるが、それぞれ約60%~80%の値下げになる。
栄光ゼミナールは、中学1~3年と小学3~6年生を対象にした自宅で受験する学力診断テストを4月中に随時受け付けている。成績報告は郵送+電話または教室での個別相談形式を選ぶことができる。受験料は無料。
早稲田アカデミーは2020年4月13日、新型コロナウイルス感染拡大による対応としてオンライン授業を開始したと発表した。Web会議システム「Zoom」を利用した双方向Web授業と、何度でも視聴できるオンデマンド授業映像を配信する。
ホルグは、地方公務員限定の有料コミュニティ「地方公務員オンラインサロン」にて、Webセミナー「学校オンライン化に向けた、7つのステップとは」を2020年4月18日に開催する。学校関係者は無料で参加できる。
全国学習塾協会は2020年4月13日、経済産業省の中小企業生産性革命推進事業の特別枠創設に関して、IT導入補助金でハードウェアのレンタル費用も対象となったことから、学習塾事業者に補助金を積極的に活用するよう呼び掛けた。
KDDIとメイツは2020年4月13日、全国の学習塾や中学・高校など教育機関を対象とした家庭学習支援サービスの提供に向け、パートナーシップを構築した。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う教育環境変化に対応し、オンライン学習支援サービスを一部前倒しで提供開始する。