ディスコは10月22日、来春卒業予定の大学生の就職内定率に関する調査結果を発表した。調査対象は、全国の大学4年生と修士課程の2年生(理系のみ)の合わせて2,000人。調査期間は10月1日〜11日、インターネット調査法によるもの(回答数923人)。 それによると、10月1日現在の内定率は76.9%と、前年に続いて8割を下回る厳しい状況だという。校種別では、国公立が84.0%、私立が70.1%と、国公立は前年のデータを上回り、両者に大きな差が生じる結果となった。 男女別、文・理系別の内定率をみると、理系の女子が89.7%と高い数値をあげている。また、従業員300人未満の中小企業についてたずねたところ、「受けた」と回答した学生は52.1%となった。その理由として「やりたい仕事に就ける」、「企業として独自の強みがある」「会社の雰囲気がよい」といった理由があげられている。一方「受けていない」と答えた理由としては。「安定性に欠ける」「知名度が低い」という回答が半数近くに上る結果となった。