就職内定率、5/1時点で7割超…半数以上が就職活動を継続

 ディスコは、2024年3月卒業予定の大学4年生を対象に5月1日時点での就職活動に関する調査を行った。2023年5月1日時点の就職内定率は70.2%と前年同期を5.2ポイント上回る。

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内定率の推移・活動状況の分布
  • 内定率の推移・活動状況の分布
  • エントリー社数・選考試験の受験社数
  • 現時点の就職活動難易度

 ディスコは、2024年3月卒業予定の大学4年生を対象に5月1日時点での就職活動に関する調査を行った。2023年5月1日時点の就職内定率は70.2%と前年同期を5.2ポイント上回る。

 採用広報解禁から2か月が経過し、5月1日時点での就職活動状況を調査した。調査対象は、2024年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)。回答数1,252人(文系男子401人、文系女子380人、理系男子318人、理系女子153人)。調査期間は2023年5月1日~7日。

 5月1日の時点での内定状況では、内定を得ている学生は全体の70.2%。前年同期を5.2ポイント上回り、早いペースで進行していることがわかる。内定取得学生のうち、就職先を決めて就職活動を終了したのは28.4%。内定取得後も半数以上は就職活動を継続していると回答した。

 1人あたりのエントリー社数の平均は23.2社で、前年同期を1.5社下回る。エントリーシート提出社数の平均は12.6社、筆記試験は8.9社。前年同期と比べ、エントリーシート提出社数は0.8社、筆記試験は0.3社下回る。一方、面接試験は7.4社と前年同期と同数となっている。

 就職活動の難易度については、「易しい(21.4%)」が3年連続で増加しており、コロナ禍前の2020年卒者を1.9ポイント上回る。一方で、約半数が「厳しい(46.6%)」と回答している。

《中川和佳》

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