男子はゲーム、女子は芸能人の情報収集…小中学生のネット利用

 バンダイナムコゲームスとネットマイルは11月16日、小・中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした「インターネット利用」についてのアンケート結果を発表した。

デジタル生活 インターネット
インターネットを使っている端末はどれですか?
  • インターネットを使っている端末はどれですか?
  • 自分専用のパソコンはありますか?
  • インターネットを始めてどれぐらいになりますか?
  • インターネットを1日どれくらい使っていますか?
  • インターネットは、自宅のどこでアクセスしますか?
  • インターネットを使うようになったきっかけは何ですか?
  • サークルリンク以外で、インターネットを何のために使っていますか?
  • インターネットを使うときに、家族に約束させられていたり自分で気をつけていることは何ですか?
 バンダイナムコゲームスとネットマイルは11月16日、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした「インターネット利用」についてのアンケート結果を発表した。調査期間は10月15日〜18日、対象はサークルリンク会員500名、インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を利用した調査。

 サークルリンクは、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。日記やゲームなどが無料で利用できるほか、企業が監修したコンテンツで仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、ネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供している。

 キッズリサーチは、サークルリンク会員の小中学生がインターネット経由で回答するリサーチサービスで、生の声を迅速に取得することができる。

 アンケート結果によると、学年が上がるにつれて、「携帯電話・PHS」からのインターネット利用が増加している。ゲーム機では、「ニンテンドーDS・DSLite・DSi」や「Wii」の利用が多い。

 自分専用のパソコンを所有しているのは、女の子よりも男の子が多く、インターネット利用歴は「3年以上」が7割近くとなっており、昨年に比べると「5年以上」の回答が増加している。

 1日の利用時間は、「1時間未満」が全体の4割近く、「2時間以上」が3割。女の子よりも男の子のほうが多く利用しているようだ。また学年が上がるにつれて、利用時間が長くなる傾向にある。

 性別では男の子、学年別では中学生において、「自分の部屋」でアクセスする子どもが多い。

 利用のきっかけ1位は「家で家族がやっていたから」というのが6割以上。男の子は「ゲーム」目的で使い始めることが多いようだ。一方、女の子は、お気に入りキャラクターや憧れの芸能人の情報収集にインターネットを活用するのが多く見られる。

 また、「有料ゲームや買い物をしない」「よくわからないサイトへは行かない」など利用時の約束をしている子どもが8割近い。いろいろな決まりごとを守りながら、利用している様子がわかる。

 インターネットの利点については「情報をすぐに調べられ、いろいろなことがわかる」ことがあげられている。情報収集以外でも、「インターネット上の交流」「ゲームや動画」「学校の勉強」など、さまざまな目的で活用しているようだ。

 回答者の内訳は、男の子102人(20,4%)、女の子398人(79,6%)
「小学1年生」6人(1.2%)「小学2年生」11人…(2.2%)…小学校低学年
「小学3年生」24人(4.8%)「小学4年生」62人(12.4%)…小学校中学年
「小学5年生」111人(22.2%)「小学6年生」126人(25.2%)…小学校高学年
「中学1年生」96人(19.2%)「中学2年生」43人(8.6%)「中学3年生」21人(4.2%)…中学生としてまとめ、学年ごとの傾向を分析する際に使用している。
《前田 有香》

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