アルクは1月14日、生命科学系の大学生・大学院生のためのeラーニングシステム「アルクネットアカデミー2」の新コースとして「ライフサイエンス英語コース」を発表した。 アルクネットアカデミ−2は、同社と日立ソリューションズが共同開発したLAN環境を利用していつでもPCで学習できるWBT(Web-Based Training)システム。同社によると、全国約400の教育機関のほか一般企業にも採用され、国立大学では約80%の大学に導入されているという(2011年1月13日時点)。 ライフサイエンス英語コースは、生命科学系の大学生・大学院生のための英語コースで、「論文読解」「使えるフレース集」「語彙」の3構成となっている。 分子・細胞、遺伝子、神経、植物科学などの各分野から、論文として学生に読ませたいものを5本、専門家が選んで抜粋し、重要な語句や表現、文法などを確認しながら読解力をつけ、読む速度を上げる練習を行う。また、学会での発表・質疑応答からパーティーで使えるフレーズを収録しており、「聞く・話す」の練習ができる。さらに、英語論文を集めたコーパスを用い、語彙リストを作成。英語から日本語、日本語から英語、聞き取り、スペルアウトなど、さまざまな演習で重要語句が身に付くという。◆アルクネットアカデミー2の主な機能・クラス管理機能・小テスト作成機能・道場(語彙テスト機能)・認証連携への対応(オプション)・学外アクセスへの対応(オプション)・携帯電話への対応(オプション)※導入は学校や企業単位。価格などの問い合わせはアルク教育社教育ネットワーク部まで