「赤ちゃんの粉ミルクには軟水を沸騰」…森永乳業

 育児用ミルクや幼児用ミルク等を発売する森永乳業は3月23日、妊娠・育児情報ホームページ「はぐくみ」に、水道水が使えない場合のミルクの調乳に関する情報を掲載した。

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妊娠・育児情報ホームページ「はぐくみ」
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 育児用ミルクや幼児用ミルク等を発売する森永乳業は3月23日、妊娠・育児情報ホームページ「はぐくみ」に、水道水が使えない場合のミルクの調乳に関する情報を掲載した。

 水道水が使えない場合は、ミネラルウォーターを煮沸し、少し冷ました上で(70度以上)調乳に利用するとよいという。またその際は、日本製のミネラルウォーターで、「ミネラル含量が少ない(硬度が低い)軟水」を勧めるという。

 また、同社ではミルク調乳用の「森永やさしい赤ちゃんの水」も発売しているが、東北地方太平洋沖地震被災地への優先的な供給と、急激な需要の高まりにより、品切れになっている場合もあるという。

 この情報は、東京都葛飾区の金町浄水場で3月22日9時に採取された浄水(水道水)から、食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値の2倍を超える放射性ヨウ素(ヨウ素131)が検出され、厚生労働省等が1歳未満の乳児に与えることを控えるよう指導したことを受けて掲載したもの。一部では、ミネラルウォーターも水道水も利用できないのではないかという混乱も起きていた。
《田村麻里子》

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