文部科学省は5月31日、「教育の情報化における教育CIOとICT支援員の役割」研究発表会の開催について発表した。 同省では、ICTサポート体制の充実を図るため、平成20年度より3年間、調査研究事業を実施してきた(平成20~21年度「教育情報化総合支援モデル事業」、平成22年度「確かな学力の育成に係る実践的調査研究」)が、それらの研究成果を報告する最終成果発表会を開催するという。当初3月15日に開催を予定していたが、東日本大震災の影響により延期となっていた。 発表会では、成果報告として、群馬県教育委員会の「ICT機器を活用した授業の在り方」、兵庫県教育委員会の「教員のICT活用指導力向上に係る組織体制の充実と効果的な支援方法の研究」などが行われる。また、ポスターセッションや「地域、学校の情報化をどう推進しサポートするか」をテーマとしたパネルディスカッションも予定されている。◆「教育の情報化における教育CIOとICT支援員の役割」研究発表会 日時:7月7日(木)開場12:30、開会13:00、閉会16:30会場:文部科学省 東館3階 講堂【内容】1.開会行事2.成果報告群馬県教育委員会 「ICT機器を活用した授業の在り方」兵庫県教育委員会 「教員のICT活用指導力向上に係る組織体制の充実と効果的な支援方法の研究」広島市教育委員会 「ひろしま型教育ICT化サポートプラン」半田市教育委員会 「豊かな学びのためのCIOを中心としたICTサポート体制の在り方」西宮市教育委員会 「全庁的支援体制の確立による効果的な学校園の情報化」3.ポスターセッション 発表者:上記5団体より教育CIO補佐官、学校CIO、教員、ICT支援員等当事業アドバイザー4.パネルディスカッション テーマ「地域、学校の情報化をどう推進しサポートするか」 コーディネータ:信州大学 東原義訓 教授 パネリスト:上記5団体より教育CIO、教育CIO補佐官、学校CIO、担当者等5.閉会行事参加方法:参加希望者はメールで申込み