母親の心配1位は「熱中症」、対策は95%が「水分補給」

 赤穂化成とイードは28日、「子どもの暑さ対策に関する意識調査」の結果を発表した。中学生以下の子どもをもつ母親を対象に、6月13日〜15日の期間に実施したもので、533名から回答を得た(20代以下19名、30代239名、40代262名、50代13名)。

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子どもとの生活において、夏の暑さで不安なことはありますか? 子どもとの生活において、夏の暑さで不安なことはありますか?
  • 子どもとの生活において、夏の暑さで不安なことはありますか? 子どもとの生活において、夏の暑さで不安なことはありますか?
  • 子どもの熱中症対策として、行っていること/行おうと思っていることはありますか? 子どもの熱中症対策として、行っていること/行おうと思っていることはありますか?
  • 夏の暑さ対策を目的とした、子どもの「水分補給」で重要視していることはありますか? 夏の暑さ対策を目的とした、子どもの「水分補給」で重要視していることはありますか?
  • あなたは「ペットボトル症候群」をご存じですか? あなたは「ペットボトル症候群」をご存じですか?
 赤穂化成とイードは28日、「子どもの暑さ対策に関する意識調査」の結果を発表した。中学生以下の子どもをもつ母親を対象に、6月13日~15日の期間に実施したもので、533名から回答を得た(20代以下19名、30代239名、40代262名、50代13名)。

 まず、「子どもとの生活において、夏の暑さで不安に感じること」を聞いたところ、1位は「熱中症にならないか」で、回答者数の割合は75.8%。続く2位は「十分な水分を取れているか」で68.3%となっており、「熱中症対策に水分補給は欠かせない」という認識を多くの母親が持っていることが明らかとなった。実際に「子どもが熱中症(またはそれに似た症状)になった経験」の有無を聞いたところ、「ある」と答えた割合は13.5%だった。

 次に「子どもの熱中症対策として、行っていること/行おうと思っていること」を選んでもらったところ、1位はダントツで「水分補給をこまめに行えるようにする」(94.6%)。2位の「帽子を着用させる」(68.3%)や3位の「睡眠を十分にとる」(65.3%)を大きく引き離す結果となった。そこで『水分補給』において、重視していることを聞くと、上位には「お茶、ミネラルウォーターで水分補給する」(77.3%)、「塩分を含む飲料(スポーツ飲料)で」(41.5%)といった回答が並んだ。また「熱中症対策で水分補給をする際、水分だけでなく塩分をとるほうがいいことを知っていましたか」と質問すると、「はい」と答えた割合は89.9%とほぼ9割という結果となった。

 水分と塩分をいっしょに採れるスポーツ飲料は、「糖分や塩分のとりすぎ心配」「飲むと食事が減ってしまう」「癖にならないか」などの不安から、重要視している母親は約4割にすぎなかった。ただし、糖分を含むスポーツ飲料や清涼飲料水などを大量に飲み続けることで起こる急性の糖尿病「ペットボトル症候群」については、「あなたは『ペットボトル症候群』をご存知ですか?」との質問で、71.1%が「いいえ」と回答し、きちんとした認知が進んでいないことも浮き彫りとなっている。なお 調査元の赤穂化成ではノンカロリー飲料『熱中対策水 レモン味』を発売している。

夏の暑さで母親が不安なのは「熱中症」、対策は約95%が「水分補給」

《冨岡晶@RBB TODAY》

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