【中学受験・進学塾の悩み解決:日能研関東】文法の演習教材が不足しているように感じるのですが

 「文法の演習教材が不足しているように感じるのですが、何かよい補助教材や勉強法はありますか?」に回答します。

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 「文法の演習教材が不足しているように感じるのですが、何かよい補助教材や勉強法はありますか?」に回答します。

 日能研のテキストは「授業で講師が解説すること」を前提にした書き方になっていますので、授業を欠席したり、あるいは授業内で講師の説明がなかったり不十分だったりした場合、ご家庭で自習しづらくお感じになるのはもっともだと思います。

 担当講師に質問できる機会があればよいのですが、それが難しい場合、四谷大塚の予習シリーズ5年生上下巻を補助教材としてお奨めします。上巻の第一回「文を読む・ことばのきまり」では文および文節について、下巻の複数回では品詞それぞれについての基本的な文法事項がコンパクトに解説されていますし練習問題も併記されています。

 なお、4年、6年の各テキストでも文法事項は扱われていますが、5年テキストの解説レベルや問題数が過不足ないでしょう。万一、予習シリーズの練習問題だけでは足りないとお感じでしたら、「四科のまとめ」から文法問題のAレベルをこなしていくとよいでしょう。

 文法の問題は、入試でもそれほど出題されませんので、問題演習をどこまで行えばいいのか迷いがちですが、少なくとも主語と述語に関するもの、修飾語に関するものについては習熟しておくことをお勧めします。文構造の基本を理解できるため、記述力につながっていきます。また敬語に関する知識も重視するとよいでしょう。
《中学受験 個別指導のSS-1 講師》

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