学力試験の新しい評価技術を探るワークショップ10/15

 応用統計学会と大学入試センターでは、「学力試験データの統計解析」特集号ワークショップを10月15日に成蹊大学にて開催する。

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「学力試験データの統計解析」特集号ワークショップ
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 応用統計学会と大学入試センターでは、「学力試験データの統計解析」特集号ワークショップを10月15日に成蹊大学にて開催する。

 同イベントは、応用統計学会の学会誌「応用統計学」の12月刊行予定の特集号の発行に合わせ開催されるもの。日本における学力試験の評価スコアは、欧米のそれとは大きく異なり、テストの難易度にスコアが大きく左右されるのだという。また大問形式や初出主義といった特徴的なテストの形式もあり、学力試験結果のデータ分析においては、欧米の評価技術とは異なる、日本独自のテスト環境に応じた新しい評価技術が求められているのだという。

 特集号では、統計学の専門家の立場から日本における学力試験の新しい評価技術のあり方を、新しいテスト理論に関する研究や、最新の技術動向を踏まえたデータ処理についての研究事例を交えながら紹介しているという。

 ワークショップでは、特集号に掲載された大学入試センター研究開発部の教員による論文など5編の論文についての研究発表のほか、鹿児島大学・青木敏氏らによる論文「大学入試センター試験科目選択データの統計解析」についての研究発表、岡山大学・垂水共之氏による招待講演「入試データの分析と入学者の追跡調査」、大学入試センター・宮埜壽夫氏による特別講演「統一試験に関わる諸問題」など、全10件の講演と研究発表が予定されている。

◆「学力試験データの統計解析」特集号ワークショップ
日時:10月15日(土)9:45〜17:45
会場:成蹊大学・8号館101室(東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1)
参加費:1,000円
※事前の申込みは不要
《田崎 恭子》

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