国際基準の英語運用能力テストであるTOEFLテストを開発・運営する米国非営利教育団体ETS(Educational Testing Service)は11月21日、第2回「TOEFLテストスカラシッププログラム」応募受付を開始した。 同プログラムは、大学(院)への進学予定者を対象に、返済不要の奨学金を給付するというもの。優れた学業成績、課外活動への参加経験、英語でのコミュニケーション能力を持った、将来国際舞台でリーダーシップの発揮が期待されるTOEFLテスト受験者のサポートを目的に創設されたもので、第1回は10名が選出された。 第2回となる今回は、5名を対象に1名あたり8,000USドル(昨年4,000USドル)をの奨学金を授業料の一部として給付するという。申請要件は、日本国内に居住し「TOEFL Destinations Directory」に掲載の単科・総合大学の大学学部課程または大学院課程を2012年に開始予定の人。学業成績のグレードポイントアベレージ(GPA)を80/100ポイントまたは3/4段階以上保持していることなど。 申込みは2012年4月13日までの申請書類をTOEFLテストスカラシッププログラム係まで送付。選考方法は、専門家およびETSによる書類選考(1次、2次)および面接となっている。◆TOEFLテストスカラシッププログラム奨学金給付の概要:5名を対象に1名あたり8,000USドルの奨学金を給付(奨学金の返済は不要)申請資格・要件:・日本国内に居住している人(申請時)※年齢、国籍、職業、進学先の国は問わない・「TOEFL Destinations Directory」に掲載の単科/総合大学の大学学部課程または大学院課程を2012年に開始予定の人※進学先がオーストラリアの場合、2013年1月〜3月に入学予定の人も申請可能・学業成績のグレードポイントアベレージ(GPA)を80/100ポイントまたは3/4段階以上保持している人申込方法:以下の申請書類をTOEFLテストスカラシッププログラム係まで送付・TOEFLテストスコアおよび小論文を含む必要事項を記入した申請書・高等学校の成績証明書(大学学部課程入学の場合)、または大学の成績証明書(大学院課程入学の場合)※要厳封、英語と日本語のどちらの記載でも受付可締切:2012年4月13日(当日消印有効)※TOEFLテストスコアは2010年4月13日〜2012年3月13日までの期間に受験したものが有効、受付における点数の制限はない選考方法:書類審査と面接