Googleは、2011年度、Google検索に世界中で使用されたキーワードを分析、集計した「Google Zeitgeist 2011」を公開した。 「Google Zeitgeist 2011」のトップページでは、2011年の「急上昇ワード」のトップ10が表示されており、それぞれについてクリックすれば各キーワードの概説や国別検索数などのグラフが閲覧できる。 1位はアメリカのポップ歌手「Rebecca Black(レベッカ・ブラック)」、シングル曲「Friday」が話題となり、ミュージックビデオがYouTubeで約1億6,700万回再生されるなど、大きな注目を集めた。また6位には、未発売にもかかわらず人々の期待を多く集めた「iPhone5」、9位には、10月に逝去した「Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)」がランクインした。 注目は、「東京電力(TEPCO)」が、世界中の検索ワードの中で急上昇ワードとして8位に登場したこと。震災直後の3月13日週に最も検索されたとのこと。日本語がランクインするのは稀で、「Google Zeitgeist」の分析でも、「日本語はインターネットユーザー全体でわずか4.7%しか使用されていないにもかかわらず、このキーワードはものすごい勢いで検索された」としている。なお、このランキングは「急上昇ワード」のものであり、総検索数とは異なるとのこと。 またGoogleでは、検索トレンドに沿ってこの1年を振り返る動画も公開している。