サントリーホール「こども定期演奏会」シーズンチケット販売開始

 サントリーは12月16日、東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2012年シーズンの開催について発表した。今回から、コンサートのつくり方などさまざまな角度から演奏会の楽しみ方を紹介する「プレトーク」を新たに開始する。

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東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2012年シーズン
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 サントリーは12月16日、東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2012年シーズンの開催について発表した。

 サントリーホールは、「こども定期演奏会」2012年シーズンを4月7日から4回にわたり開催する。同演奏会は、こどもたちが定期的にコンサートホールに行く習慣を身につけ、生活の中にクラシック音楽を取り入れてもらいたいという願いを込めた、日本で初めてのこどものためのオーケストラ定期演奏会。02年から開始し、今回で11年目のシーズンを迎える。

 11年目のテーマは「オーケストラの魅力」。オーケストラを切り口としたテーマはこれまで何度か取り上げているが、とりわけメロディー、ハーモニー、リズム、スタイル(形式)はオーケストラを聴く上で必要不可欠な要素であり、こどもたちに最大限知ってもらうべく、さまざまな国や時代を象徴する作曲家の作品を取り上げ、体感してもらうという。

 さらに、今年から楽器、ホール、コンサートのつくり方などさまざまな角度から演奏会の楽しみ方を紹介する「プレトーク」を新たに開始。また各回、渡辺玲子氏(ヴァイオリン)、森麻季氏(ソプラノ)など各界を代表するソリストとの共演も行われる。

 同演奏会は、一流の演奏家による本物の音楽でこどもたちに感動を体験してもらうことをねらいとし、企画段階から関っている指揮者の大友直人氏がわかりやすく説明しながら進行していく。また、聴くだけでなくさまざまなかたちでこどもたちが参加できることが特徴。チラシの絵やシーズンのテーマ曲をこどもたちから募集・採用する。オーディションにより選ばれた「こども奏者」がオーケストラの一員として演奏したり、才能ある優秀な「こどもソリスト」が独奏するプログラムを設けている。さらに、指揮者や楽団員とこどもたちとの交流会を開催し、2009年からは演奏会を支えるスタッフの仕事を体験してもらう企画を実施している。

 チケットは、定期会員券10,000円(全席指定・4回セット券)。12月20日よりサントリーホールチケットセンターほか各種プレイガイドにて一般販売を開始する。

◆東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2012年シーズン
テーマ「オーケストラの魅力」
[第41回]花咲く季節~メロディーの美しさ
 日時:2012年4月7日(土)11:00開演(10:30開場)
[第42回]七夕の夜空へ~ハーモニーの彩り
 日時:2012年7月7日(土)11:00開演(10:20開場プレトークあり)
[第43回]秋風にのって~リズムの躍動
 日時:2012年9月22日(土)11:00開演(10:20開場プレトークあり)
[第44回]冬の深まり~スタイル(形式)の面白さ
 日時:2012年12月8日(土)11:00開演(10:20開場 プレトークあり)
会場:サントリーホール 大ホール
チケット料金:定期会員券10,000円(全席指定・4公演分)
 ※小学1年生から入場可、年齢にかかわらずチケットは1人1枚必要
 ※残席が出た場合は1回券3,000円を後日発売予定
チケット発売:12月20日(火)10時より発売
発売場所:サントリーホールチケットセンター、サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB、TOKYO SYMPHONY チケットセンター、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド
《前田 有香》

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