チエルは12月20日、フラッシュ型教材を簡単に作ることのできる図形パーツ集「フラッシュ型教材テンプレート」について発表した。12月21日より販売を開始する。 同社では、産学連携プロジェクト「フラッシュ型教材活用実践プロジェクト」において、教材の普及と活用促進を目的としたWebサイト「eTeachers(イーティーチャーズ)」を運営している。 フラッシュ型教材とは、フラッシュ・カードのように課題を瞬時に次々と提示するデジタル教材。2007年にスタートした「eTeachers」には、小学校の教員をはじめ、これまでのべ1万5,000人以上の教育関係者が登録し、67万回以上の教材ダウンロードが行われているという。 「eTeachers」には、収録している1万3,000点以上の教材をダウンロードできるほか、自作したフラッシュ型教材を収集・提供する機能も備えている。しかし、図形を使ったフラッシュ型教材の作成には、相応のソフトウェア操作スキルが必要となるため、今回同社では、より簡単な操作で教材の制作が行えるようなテンプレート集の開発に至ったという。 テンプレート集は、マイクロソフトのPowerPointで使える図形パーツ集として提供される。第1弾は、小学校の教科指導の中で使われる、時計、おはじき、ものさし、分度器、そろばんの5種類の道具を集めた「道具編」。価格は525円で、同社のインターネット販売サイト「CHIeru.SHOP」でのダウンロード販売となる。◆自分で作れる! フラッシュ型教材テンプレート (1)道具編監修:堀田 龍也(玉川大学教職大学院 教授)、高橋 純(富山大学人間発達科学部 准教授)内容:時計、おはじき、ものさし、分度器、そろばんの全5種類、88バリエーションを収録価格:525円仕様:Microsoft PowerPoint形式のファイル (PowerPoint 2007/2010に対応)