東京都は2月2日、平成24年度の東京都立高等学校入学者選抜における推薦入試などについての結果をまとめホームページに公開した。 東京都立高校の入試は、「推薦」「第一次募集・分割前期募集」「分割後期募集・第二次募集」の3段階で実施される。今年度の推薦入試は、1月24日に願書の受付、27日に面接・実技検査等を実施し、2月2日に合格発表が行われた。 公開された資料によると、推薦入試の実施校170校の募集人員10,828人に対する応募者数は31,239人。受検者数は31,208人で、合格者数10,828人となり、受検倍率は全体で2.88倍となった。 全日制では、169校10,809人の募集に対し、応募者が31,201人、受検者が31,170人で、倍率は2.88倍。全日制の普通科に限ると、120校7,181人の募集に対し、応募者22,643人、受検者22,622人で倍率は3.15倍となった(いずれも合格者数は募集人員に同じ)。 学科別にみた受検倍率の高さでは、芸術科の4.58倍、国際科の3.53倍、農業科が3.38倍、家庭科(単位制以外)の3.34倍、普通科(コース、単位制以外)の3.31倍などが上位となっている。 資料ではその他、学科別に各学校の募集人員、応募人員、合格人員をまとめた一覧表を公開している。 なお、東京都立高校の入学者選抜はこの後、「第一次募集・分割前期募集」の入学願書受付が2月7日・8日、再受付期間を経て、2月23日に学力検査が実施される。