東京都は1月6日、「平成24年度都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査」の結果をホームページで公開した。 同調査は、都立高校等への進学志望状況を調査し、進路指導の資料とすることを目的に昭和51年度から実施しているもの。調査対象は都内区市町村立中学校620校の卒業予定者75,668人(男子39,852人、女子35,816人)で平成23年12月14日に実施。 公開された資料によると、中学校卒業予定者のうち、全日制高校志望予定者数は69,951人(男子36,671人、女子33,280人)で全体での全日制進学志望率は92.44%となっている。平成20年度からの推移をみると、減少傾向にある。 全日制高校志望予定者のうち都立高校志望予定者数は53,665人(男子27,138人、女子26,527人)で、都立高校志望率は全体で77.49%となっており、平成20年度からの推移では増加傾向が続いている。 志望倍率の高い学校は、普通科の男子では戸山高校の2.36倍、西高校の2.10倍、日比谷高校の2.06倍などが上位となっている。普通科女子では、三田高校の2.50倍、小平高校の2.39倍、向丘高校の2.34倍などが上位となっている。 また進学指導重点校や進学指導特別推進校などの志望状況についてもまとめて掲載しているほか、全学校・学科別の都立高校全日制等志願予定者数の一覧表も発表されている。