米教育科学研究所(Institute of Education Sciences)の調べによると、大学レベルにおいて、eラーニングを含めた遠隔教育による単位取得者が2割を超えた。約430万人(20.4%)の大学生が、遠隔授業により最低1単位取得したとされ、約4%の大学生が単位のすべてを遠隔教育にて取得したという。 公開された統計は2007年〜2008年によるもので、遠隔教育による単位取得の割り合いは男子生徒が18.6%、女子生徒が21.8%という結果になった。過去と比較すると、少なくとも1単位を遠隔教育にて取得した学生は、2003年の統計に比べ16%の増加。その一方、学位のすべての単位を遠隔教育で取得した学生は減少したという。 北米において遠隔教育は、比較的受け入れられているが、その形態は様々。あらかじめ録音・録画されたものをCD-ROMやDVDとして配布する授業から、ビデオ会議システム、ウェブキャスト、eラーニングなどを活用した授業など、多様化されているのが現状。米大学生による今後の遠隔教育の活用率だけでなく、多様化される授業提供方法にも注目が集まる。
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