2012年中学入試の合格者数がほぼ確定した。日能研とサピックス小学部(SAPIX小学部)は2月20日10時、早稲田アカデミーは2月16日17時、四谷大塚は2月18日時点の発表にもとづき、首都圏難関校より一部の学校の合格者数をまとめた。 男子校より開成、麻布、武蔵、慶應義塾普通部、栄光学園、聖光学院、筑波大附属駒場、女子校より桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡女子、フェリス、共学より慶應義塾中等部、早稲田実業、渋谷幕張の各塾の2012年合格者数を表にまとめ、()内には昨年実績を記した。 また、学校ごとの最多合格者数を出した塾のセルは水色にし、昨年より合格者数を増やした塾の数値は太字とした。 毎年、難関校に多数の合格者を出すSAPIXは今年も、多くの学校で最多合格数を出した。武蔵とフェリスは日能研、早稲田実業は早稲田アカデミーが最多となっているのは、一昨年および昨年同様だ。 日能研は2011年、開成や麻布で大きく数を落としたが、開成では一昨年の81名を上回る93名、麻布では一昨年の106名には及ばないものの、87名と昨年より数を伸ばした。 早稲田アカデミーはホームページで、開成、麻布、武蔵、筑駒、栄光、慶應義塾普通部、慶應義塾中等部などで同塾史上最高数を更新したことを発表している。 塾により会員数など条件の違いがあるため、単純に数のみで合格力の比較はできないが、一つの参考にしていただきたい。数値は今後も変動する可能性がある。なお、在籍者数についてSAPIXは4,780名(昨年4,599名)、早稲田アカデミーは約3,900名(昨年3,850名)と発表している。
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