太陽熱とガスコージェネレーションでダブル創エネ、積水ハウスの分譲集合住宅

積水ハウスは、今年6月販売開始予定の「グランドメゾン狛江」(東京都狛江市和泉本町)に東京ガスの太陽熱利用ガス温水システム「ソラモ」とガスコージェネレーションの2つのシステムが作り出すエネルギーを活用する「ダブル創エネ」を採用すると発表した。

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グランドメゾン狛江、外観イメージ
  • グランドメゾン狛江、外観イメージ
積水ハウスは、今年6月販売開始予定の「グランドメゾン狛江」(東京都狛江市和泉本町)に東京ガスの太陽熱利用ガス温水システム「ソラモ」とガスコージェネレーションの2つのシステムが作り出すエネルギーを活用する「ダブル創エネ」を採用すると発表した。

物件では屋上に設置されたソラモの太陽熱集熱器(パネル)で集めた太陽熱とガスコージェネレーションの排熱により貯湯器内の水道水を直接加温する方式で、あらかじめ約30度の温水(予熱水)を作り出し、各住戸に設置された潜熱回収型高効率給湯器「エコジョーズ」に供給する。

給湯器内で水道水を加温してお湯にする従来の方式と比べてガス消費量を削減することが可能で、潜熱回収型高効率給湯器のエコジョーズの効果と合わせてマンション全体でCO2排出量を年間約180t削減する。住戸一戸当たりのガス代では年間約1万7000円節約できる。

分譲集合住宅での水道水直接加温方式によるダブル創エネの採用は日本で初めて。

また、災害時の安全・安心を高めるため、停電時の非常用電力供給システムとして、マンション内の自家発電機に加え、ガスコージェネレーションには停電対応型のものを導入する。両機器の導入により、災害などでの停電時も電源バックアップを行い、避難拠点となる共用施設の照明・電源コンセント・給水ポンプ・一部のエレベーターに電力を供給する。

ガスコージェネレーションにより発電された電気は、通常時は各戸に供給され、各戸で使用される電気の一部をまかなう。

積水ハウス、マンションにダブル創エネを採用

《編集部@レスポンス》

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