全国の児童館の活動支援で子どもたちの育成に取り組む児童健全育成推進財団と、未来を担う子どもたちへの支援に取り組むマニュライフ生命保険は3月13日、岩手県釜石市の「鵜住居(うのすまい)児童館」開館について発表した。 両者は3月9日に岩手県釜石市鵜住居地区に建設した児童館のオープニングセレモニーを開催した。 同地区は、東日本大震災の甚大な被害の影響で今も多くの住民の人々が仮設住宅での生活を強いられ、児童館も津波により流出し一時的に場所を移して開館していた。 この児童館建設は、鵜住居地区にて併行して建設が進む仮設小学校・中学校のオープンのタイミングに合わせて、子どもたちの遊び場・居場所として児童館の再開を願う住民の思い、さらにその要望に是非応えたいという育成財団とマニュライフ生命の思いから実現した。 マニュライフ生命およびその親会社であるマニュライフ・ファイナンシャル・グループの資金的支援のもと、育成財団が建設プロジェクトのコーディネートを担当し、大震災から一年を迎える3月に竣工、開館を迎えることができたという。 当日は、特別ゲストに元サッカー日本代表の前園真聖氏がお祝いに駆けつけ、子どもたちと触れあった。新たな児童館の開設に子どもたちは「きれいで広々としていて気持ちがいい」「新しい自分たちの遊び場ができて嬉しい」「学校が終わったら宿題や読書をしに来たい」と喜びの声をあげていたという。 また、当児童館の館長となる地元釜石市の菊池久さんは「皆様のご支援・ご協力のおかげでこんなに立派な児童館を立てて建てていただき有り難うございました。子どもたちも新しい居場所を作っていただけて本当に喜んでいると思います。また、これからは地域の方々にもご利用いただき交流を深めていければ良いと考えています」コメントしている。
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