今年の新入社員を表すネーミングは「奇跡の1本松型」

 公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」は3月27日、平成24年度の新入社員の特徴をまとめて、ネーミングとともに発表した。今年の新入社員を表すネーミングは、「奇跡の一本松型」となった。

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 公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」は3月27日、平成24年度の新入社員の特徴をまとめて、ネーミングとともに発表した。

 「職業のあり方研究会」は、学識経験者などで構成され、多くの企業・学校等の就職・採用関係者の協力を得ながら、その年に新卒入社者の特徴や就職・採用環境の動向などについて調査研究を行っている。

 平成24年度新入社員の特徴としては、多くの若者たちが東日本大震災復興へのボランティア活動などを通じて、人間関係の絆の大切さを認識し、潜在的に他者への触れ合いや協同を通じて社会の役に立って行きたいという気持ちがあることが伺えるとしている。

 今年のネーミングは「奇跡の一本松型」。東日本大震災にも耐えて生き残った「奇跡の一本松」の話は、復興に向けて多くの人に勇気を与えてくれた。

 今年の新入社員についても、厳しい就職戦線での頑張りを称え、これからの人生においても「想定外」の事態に直面することもあろうが、その困難を乗り越えていくことが大いに期待されるとしている。今は未知数だが、先輩の胸を借りる(接木)などしながらその個性や能力(種子や穂)を育てて行けば、やがてはどんな部署でもやっていける(移植)だろうし、他の仲間とつながって大きく育っていく(松原)とまとめている。

 これまでの新入社員の特徴を表すネーミングには、昭和48年度の、おとなしく可愛いが、人になつかず世話が大変な「パンダ型」、平成17年度の、電流を通す(=ちゃんと指導する)と、きれいに光る(=いい仕事をする)が、決して熱くはならない(=冷めている)「発光ダイオード型」、平成22年度の、性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配な「ETC型」などがある。

 なお、東日本大震災のため発表を差し控えた昨年度のネーミングは「はやぶさ型」だったという。
《前田 有香》

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