NTT西ら、学習支援やコミュニケーション活発化のための教育クラウド提供

 NTT西日本とNTTスマートコネクトは、大学での学習支援や教職員と学生間のコミュニケーションの活性化を目的としたクラウド型支援サービスを5月8日より開始する。

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マナバフォリオ、サービスイメージ
  • マナバフォリオ、サービスイメージ
 NTT西日本とNTTスマートコネクトは、大学での学習支援や教職員と学生間のコミュニケーションの活性化を目的としたクラウド型支援サービスの提供を5月8日に開始する。クラウド化により、さまざまな情報の一元管理が可能になり、学生同士のコミュニケーションの活性化も期待されている。

 「manaba folio(マナバフォリオ)」と呼ばれる同サービスの特徴は主に4つ。まず、大学生が学習過程で作成するレポート、教員より配布される資料、成績などを一元的に蓄積することが可能になり、総合的な目標管理ができることだという。
 
 2つ目は、教職員がレポートの出題や回収、成績の伝達などを1か所で行い、管理できること。大学生だけでなく、教職員の業務も効率化するのが狙いだ。

 また、学生や教員ともに、グループ学習に使える機能が3つ目の特徴。お互いにメッセージを書き込むだけでなく、ファイルの共有なども可能だという。

 4つ目の特徴は、クラウド化により、時間や場所の制約を受けることなく、教職員が学生のフォローを行うことができること。これにより、外部機関などによる学生サポートや、留学中の学生のように離れた場所にいる学生のサポートも実現できるという。

 総合的に見ると、教職員同士、大学生同士、教職員と大学生間のコミュニケーションが同サービスによって活性化させられる。同時に、情報を一元的に管理できることから、教職員の業務も、学生の勉強も効率化できるという。同サービスを通して、NTT西日本とNTTスマートコネクトは、学生ひとりひとりの学習支援の力になりたいという。
《湯浅大資》

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