【NEE2012】New Education Expo開幕…教育ICT機器・教材、校務支援、防災など

 「未来の教育を考える」をテーマに、今年で17回目を迎える教育関係者向けセミナー&展示会「New Education Expo 2012」が6月7日、東京都江東区の東京ファッションタウンビルで開幕した。

教育ICT その他
New Education Expo 2012
  • New Education Expo 2012
  • パイオニアの大型液晶一体型電子黒板「CBS-70ES」
  • ICTを活用した英語教室
  • ICTを活用した英語教室
  • ICT壁面システム
  • パソコンの充電収納ワゴン
  • 未来の学習空間フューチャークラスルーム
  • 未来の学習空間フューチャークラスルーム
 「未来の教育を考える」をテーマに、今年で17回目を迎える教育関係者向けセミナー&展示会「New Education Expo 2012」が6月7日、東京都江東区の東京ファッションタウンビルで開幕した。

 9日までの3日間、100社を超える企業・団体が、電子黒板などのICT機器、デジタル教科書・教材や実験機器などの教材教具、校務支援システムなどを展示。約50のセミナーが開催される。今年は、防災関連の展示や、東日本大震災での学校の役割、被災地の学校の復興への歩みなどをテーマにしたセミナーも行われる。

 また最終日の9日には、筑波大学附属小学校の児童による、デジタル教科書・教材を活用した小学校国語・算数の公開授業も予定されている。

 右側の展示ゾーンに入ると目を引くのが、6月5日に発表されたパイオニアの大型液晶一体型電子黒板「CBS-70ES」だ。シャープシステムプロダクトとの協業により、タッチディスプレイ「BIG PAD」を教育専用モデルにバージョンアップした製品で、70インチの大型ディスプレイが黒板レールに設置され、スライドすることにより板書との共用を効率化する。同社では82インチプロジェクター型電子黒板などほかの製品も展示しているが、いずれも同じ使い勝手で、他製品への移行がスムーズに行えることが特長だという。

 展示ゾーン中程では、参考出展として「ICTを活用した英語教室」や「ICT壁面システム」が展示されている。ICTを活用した英語教室では、デジタルペンでイラストをタッチすることで、電子黒板に関連する画像が映し出され、英語の発音を確認できる教材が紹介されている。システムは電子黒板の上に設置されたコンパクトなボックスに格納されており、教材データはSDカードに収録。パソコンなどの機器は不要だという。来年度の製品化を目指しているという。

 ICT壁面システムは中央に70インチの電子黒板を収納できるもので、黒板・ホワイトボード・掲示板の3枚の引違戸、およびパソコンやタブレット端末の充電収納ワゴンや収納ボックスなどで構成されたもの。黒板・ホワイトボード・掲示板は左右にスライドすることが可能で、キャスターやコード類がなく、収納エリアはワンタッチでロックすることができるため、空間を効率よく安全に利用することが可能だ。この製品は、韓国の教室を参考に開発されたものだという。

 左側の展示ゾーンでは、校務関連の展示や未来の学習空間フューチャークラスルームが目立つ。内田洋行はミニセミナーも開催できるコーナーで、デジタル職員室やデジタル校務などを展示している。デジタル化が遅れる学校現場では、起動すればすくに使える校務支援システムが求められている。デジタル職員室は、パソコンが苦手な先生でもすぐに使えるよう、学校ごとにメニュー(アイコン)を設定できるなど、自由度の高い機能を提供する。また、児童・生徒にかかわる機能に特化したデジタル校務システムでは、学籍・出欠・成績・健康など子ども達の情報を一元管理でき、校務の効率化を支援する。クラス単位に加え、個人単位での管理(個人カルテ)が可能なことが特長で、デモでは基本情報のほか気づきなどを記述した個人カルテを紹介していた。

 会期中、一部のセミナーは札幌・帯広・福岡のサテライト会場でも受講可能。6月22日、23日には大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)でも展示および約30のセミナーが開催される予定だ。
《田村麻里子》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)