トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは2日、欧州第1号車となる『プリウスPHV』を納車したと発表した。欧州第1号車を手にしたのは、モナコ大公アルベール2世殿下。これまで愛用してきた『プリウス』に代わって、今後はプリウスPHVを日常的に使用することになる。モナコには現在、424か所の充電ステーションが整備。トヨタによれば、これらの充電ステーションを活用することで、モナコ市内の日常的な走行では、プリウスPHVはEVモードだけによるゼロエミッション走行が可能になるという。トヨタモーターヨーロッパのDidier Leroy社長兼CEOは、「プリウスPHVの欧州第1号車を、アルベール2世殿下にお届けできたのは光栄なこと。殿下が推進する環境政策に今後も協力していきたい」とコメントしている。