国家公務員試験の配点比率にミス、44名が追加合格

 人事院は、6月25日に最終合格者の発表を行った総合職試験大卒程度試験において(最終合格者970名)、第2次試験(筆記)の試験種目の1つである政策論文試験の得点処理にミスがあったと発表。このミスにより、本来合格とすべきところ不合格となった受験者が44名発生した。

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 人事院は、6月25日に最終合格者の発表を行った総合職試験大卒程度試験において(最終合格者970名)、第2次試験(筆記)の試験種目の1つである政策論文試験の得点処理にミスがあったと発表。このミスにより、本来合格とすべきところ不合格となった受験者が44名発生した。

 ミスの内容は、政策論文試験の素点(複数の評価者による評点を総合した値)を標準点(各受験者の成績が受験者全体の成績の分布の中でどの辺りにあるかを相対的に示す値)に換算し、他の試験種目の得点と合算する際の配点比率を15分の2にすべきところを、14分の4としていたもの。

 これにより、本来合格すべきところ不合格となった44名の受験者に対しては、事情を説明した上で追加合格とし、今後速やかに採用面接の機会を与えるよう、省庁と連携して準備をすすめるという。
《村尾 純司》

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