青森県立高校入試、2015年度より前期・後期を一本化

 青森県教育委員会は10月23日、これまで前期と後期の2回に分けて実施していた高校入試を平成27(2015)年度より一本化し、全募集人員を一括で募集すると発表した。欠員が生じた場合のみ、再募集を実施する。

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 青森県教育委員会は10月23日、これまで前期と後期の2回に分けて実施していた高校入試を平成27(2015)年度より一本化し、全募集人員を一括で募集すると発表した。欠員が生じた場合のみ、再募集を実施する。

 選抜は、「一般選抜」と「特色化選抜」をすべての高校で実施する。一般選抜は、国語、社会、数学、理科、英語の5教科の学力検査と調査書、面接を選抜資料の基本とし、各高校が必要に応じて作文、実技検査等を選抜資料に加えて総合的に選抜する。特色化選抜は、一般選抜と同じ選抜資料をもとに、受検生のもつ多様な能力・適性、意欲等を適切に評価するため、各高校の特色に応じて選抜資料の配点等を一般選抜と別に定めて総合的に選抜する。

 一般選抜と特色化選抜を合わせた全募集人員を一括募集する。その際、特色化選抜の募集人員割合は、全募集人員の10~50%の範囲で、高校および学科・コース・部の特色や地域の特性に応じて各高校が定め、あらかじめ公表する。

 選抜日程は、3月上旬(3月8日以降)に1日の日程で実施する。合格発表は、一般選抜と特色化選抜の区別なく行う。

 選抜結果の開示について、受検生から口頭による開示請求があった場合には、学力検査の教科別得点と総合得点を各高校で開示する。
《工藤めぐみ》

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