カンコー学生服を製造販売する尾崎商事は、全国の中高生384人を対象に進学・受験の際の制服の関心度についてアンケートを行った。進学先の制服が「気になった」と答えた女子中学生は7割を超え、制服は学校選びのポイントになっているようだ。 進学や受験の際、学校の制服がどのようなものか気になったか聞いたところ、女子中学生は「とても気になった」が41.7%、「少し気になった」が33.3%で合わせて約7割が気になったと回答。女性高生も同様に6割が「気になった」と回答した。 制服は学校選びのポイントになるかについては、女子中学生は「とてもポイントになった」が15.5%、「少しポイントになった」が39.3%と、合わせると半数を超えたが、男子中高生は約3割と女子に比べて少なかった。制服を重視する傾向は女子に多い。 また、学校制服はあったほうがいいかという質問には、女子高生の96.0%が「あったほうがいい」と答え、続いて女子中学生88.1%、男子高校生が76.0%となっており、中高生の多くが制服を必要と回答している。 今回の調査では、女子中高生が進学・受験の際に制服への関心度の高さが分かった。女子に比べ、男子は学校選びに制服を重視する傾向が低いものの、学校制服の必要性を感じている人が多かった。 二学期が始まると、学校説明会やオープンスクールなどが増えるが、志望校選びに制服が少なからず影響を与えそうだ。