事業内容を知っている会社数「0社」が46.7%…大学3年・院生1年を調査

 リクルートが運営する情報サイト「就職ジャーナル」は、「就活対象として知っている会社数」をテーマにアンケートを実施した。調査対象は大学3年生・大学院1年生で、主な事業内容を知っていると回答した会社数は「0社」が46.7%、10社以内とする回答が全体で9割を占めた。

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主な事業を知っている会社数
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 リクルートが運営する情報サイト「就職ジャーナル」は、「就活対象として知っている会社はどのくらいある?」をテーマに、8月4日・5日アンケートを実施した。調査対象は大学3年生・大学院1年生で、「主な事業内容を知っている」と回答した会社数は「0社」が46.7%、10社以内とする回答が全体で9割を占めた。

 同アンケートは、どれくらいの「会社」を知っているかが企業研究のスタートラインとして、就活を前にした大学3年生と大学院1年生964人(うち男子学生414人、女子学生550人)に実施された。

 その結果、主な事業内容を知っている会社の数を「0社」と回答した学生は46.7%。「1~5社」35.9%、「6~10社」10.2%と合わせると、全体の92.8%が10社以内と回答。平均社数は6.0社となった。属性別では、男子学生・大学院生・文系学生の方が、知っている会社の数が多い傾向が見られたという。

 ただ、知っている会社の数が少ない傾向にあるのは、「主な事業内容を知っている」を「企業研究がしっかり済んでいる会社」と捉え、単に名前を知っているだけの知名度の高い企業などを除外して答えた学生が多かったことも考えられる。

 また、リアルボイス編として、知っている会社を増やすための工夫や努力についても挙げられており、「身近な製品やサービスを提供している企業については、興味があれば調べるようにしている」「興味のある企業のインターンシップに参加する。あるいは、就活サイトの企業研究ページを利用する」「購読している日本経済新聞の『企業』面で取り上げられていた企業をインターネットで調べる」「Facebookを使って就活グループに参加。学生同士で情報交換をしている」といった声が寄せられている。
《勝田綾》

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