経済産業省は9月18日、特定サービス産業動態統計調査を発表した。学習塾の7月の売上高合計は、370億6,100万円で前年同月比102.7%。受講生数は、約98万人(同101.7%)であった。 同調査は、調査対象とする特定のサービス産業の売上高等の経営動向を把握し、短期的な景気、雇用動向等の判断材料とし、サービス産業の健全な育成のための資料を得ることを目的に、1987年より毎月調査として実施している。学習塾については、2004年より調査を行っている。 学習塾の7月の売上高合計は、370億6,100万円(前年同月比102.7%)。このうち、受講料収入は、352億9,600万円(同103.0%)、教材料売上高17億6,600万円(同98.1%)であった。 7月時点の受講生数は、約98万人(同101.7%)、塾の数(事務所も含む)は、9,121校(同103.6%)、講師は約8万人(同96.7%)であった。 また、1~3月の売上高は、約1,003億円(同104.2%)、受講生数は、約296万人(同102.7%)。4~6月の売上高は、約809億円(同101.4%)、受講生数は、約280万人(同103.7%)であった。 例年、新学期から受講生が徐々に増え、受験シーズンの1月にピークを迎える傾向にある。