大学受験料の支払いサービスを提供するオプト・ジャパンは10月26日、「大学受験料決済サービスに関する調査」をもとに、大学受験料の支払い方法に関するレポートを公開した。 クレジットカードで受験料の支払いができる場合、「利用したいと思う」と回答した受験生の親は、父親が69.0%、母親が60.3%。受験校数や学部数が複数で、受験料が嵩む場合など、入学金等とあわせたクレジット決済で、支払いタイミングを調整できることを魅力とする保護者もいるようだ。一方で、「まったく利用したいと思わない」と回答した父親4.7%、母親3.0%も少数ながらいた。 また学校側には、「優秀な外国人留学生を獲得したい」という考えもあり、負担や手間のかかる海外送金等に変わる手段として、クレジットカードでの支払いを開始している大学もある。 同社が提供する「E-支払いサービス」は、コンビニ、金融機関ATM、ネットバンキング、クレジットカード・デビットカード、中国オンライン決済の5つの方法での支払いサービスを提供しており、導入校は218校にのぼる。 またこのうち、大阪商業大学、関西大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、同志社大学、早稲田大学など21校が、2013年度入試においてクレジットカード支払いを導入しており、合計で12,000件の利用を見込んでいるという。