学習塾「第一ゼミナール」を運営するウィザスと住友商事は12月21日、デジタル教育サービス事業において提携することを発表した。ウィザスが10月1日に設立したグローバルゲートインスティテュート(GGI)を通じてデジタル教育サービス事業を行う。 両社はこれまで、住友商事のオンライン英会話「Real Teachers」をウィザスが運営する第一ゼミナールの小学生約1,000名に提供するなど協業関係にあった。現在グローバル人材の育成強化が急務であるとの認識が高まってきていること、タブレット端末の普及が急速に進みデジタル教育市場の拡大が見込まれていることなどから、今般広範なデジタル教育サービス事業において提携の合意に至ったという。 GGIは、いつどこにいても授業が受講可能となる「インターネット・テレビ会議機能」や「受講生の学習履歴管理データベース機能」「学習促進メカニズムを取り込んだ総合学習プラットフォーム」を開発し、全国の学習塾をはじめとする教育関連企業・団体とのパートナシップを通じてサービスを提供する。 小中学校や学習塾を対象にグローバル人材育成の基礎レベルのサービスを提供する。また、高校生・大学生、社会人に対しては実践レベルのサービスを提供する。幅広い世代をターゲットにした一気通貫のデジタル教育サービスを実現し、5年後には10万人へのサービス提供を目指すという。リセマム姉妹サイト塾探し.comで【第一ゼミナール】資料請求※お詫びと訂正:初出時、「グローバルゲートインスティテュート」の略称に誤りがございました。正しくはGGIです。訂正してお詫び申し上げます。