パナソニックは1月9日、20型4K IPSα液晶パネルと高精度デジタルペンを搭載した「4K Tablet」を開発したと発表した。同端末は、1月8日~11日にラスベガスで開催の世界最大級の家電展示会「CES2013」で展示される。 同端末は、印刷メディアが持つ「質感豊かな表現力」「自由度の高い手書き」「可搬性に優れた軽さ・薄さ」といった特性を、従来のPCやタブレットでは実現が困難な高いレベルで実現しているという。 フルHDテレビの縦横2倍以上の4K解像度(3840×2560:983万画素)、1インチあたり230画素の解像度を持つ20型液晶パネルを採用。縦横比は「15:10」で、A3サイズの紙面をほぼそのままのサイズで表示でき、新聞や雑誌などのコンテンツ表示に適した形状となっている。本体は重量2.4kg、高さ10.8mmと軽量・薄型で、可搬性に優れている。 高精度デジタルペンは、表示する解像度と同等の入力分解能を持ち、手書きと同じような感覚で画面上にデータを書き込むことができる。 同社は、年内に同端末を商品化する予定。その特長を活かして教育現場やビジネス現場に新しい価値を提案する取組みを開始する。◆パナソニック「4K Tablet」の主な仕様表示:20型 IPSα液晶パネル解像度:3840×2560(230ppi)約1,677万色アスペクト比:15:10OS:Windows8 Pro 64ビットCPU:Intel Corei5 3427U vPro 1.8GHzグラフィックアクセラレーター:NVIDIA GeForce Graphicsメインメモリー:4GB(最大16GB)フラッシュメモリードライブ(SSD):128GBインターフェース:高解像度デジタルペン、静電マルチタッチパネル無線LAN:802.11a/b/g/nBluetooth:Bluetooth v4.0USBポート:USB2.0×1カードスロット:microSDメモリーカードスロット×1(microSDXCメモリーカード対応)カメラ解像度:HD 720P有効画素数:最大1280×720ピクセルバッテリー駆動時間:約2時間(内蔵バッテリー使用時)本体外形寸法:幅474.5×奥行334.0×高さ10.8mm (突起部除く)質量:約2.4kg