学習院女子大学環境教育センターは1月20日、小学生の親子を対象としたエコサイエンス教室「けんちん汁をつくろう!」を開催する。同イベントでは、けんちん汁の調理や味覚に関する学習などを行うという。 本教室は、小学生の親子を対象に、学生が主体となって運営するイベント。さまざまな「不思議」を発見することを通じて、好奇心にあふれ、すべてのものに思いやりを持つ子どもを育てることを目的としている。今回は、味覚について学ぶために「けんちん汁」をテーマに、調理を行ったり、地方のけんちん汁の食べ比べなどをするという。 学習院女子大学環境教育センターは、2008年からエコサイエンス教室を開催。環境や生き物の命の大切さ、生き物と食べ物のかかわり、自然と生き物のかかわりなどを発見する機会を創出するとともに、人間を成長させる根本的な学びの場となることを目的としている。これまでにも「犯罪化学捜査室」や「宇宙からきた不思議な物体ウーブレックを研究しよう!」など、ユニークなテーマに取り組んできた。 同教室は、学生が主体となって運営しているのも大きな特徴だという。子どもたちと一緒にさまざまな経験や試行錯誤をすることで、学生らにも思いやりや、自らが思考・試行・志向できる社会性および市民性、楽しい学びの発想などをはぐくむことを目指している。◆エコサイエンス教室「けんちん汁をつくろう!~五味の発見~」日時:1月20日(日)10:00〜12:00会場:学習院女子大学(東京都新宿区)5号館531号教室対象:小学生とその保護者定員:親子10組・20名(定員になり次第締切)参加費:200円応募方法:電話またはメール